お中元やお歳暮、結婚祝いや出産祝い等……大人になるとなにかと渡す機会が増える「贈り物」。毎回同じものを購入してしまう自分を改め、今年はひと味違う贈り物をしたいと考えている人は要チェックです。

「葛飾北斎のあの有名作品……?」なんて思いますが実はこれ、「高級生肉ギフト」なんです。

  • それがこちら!「Art Beef Galley『凱風快晴 近江牛赤身肉 700g』」です

「Art Beef Galley『凱風快晴 近江牛赤身肉 700g』」は、「つゆしゃぶ」発祥の老舗日本料理店・ひょうたんやとクリエイター集団・面白法人カヤックがタッグを組んで生まれた作品(お肉ギフト)。6月19日より販売を開始した同商品は、"開ける""食べる""飾れる"楽しさを追求するため、あらゆる"ひとてま"を加えたギフトになっているんだとか。

そこで今回はプレス発表会に参加して、一足お先にその美味しさを堪能してきました!

■A5ランクの近江牛をアートに楽しめるギフト

「Art Beef Gallery」は、ひょうたんやが厳選を重ねたA5ランクの近江牛の赤身肉を使用したオリジナルギフト。まるで絵画が届いたのかと錯覚してしまう、高級感のある上品なパッケージに包まれています。

パッケージを開けると鮮やかな赤富士が目に留まります。こちらがA5ランクの近江牛です。

葛飾北斎の「富嶽三十六景 凱風快晴(赤富士)」がモチーフとなるこちらの品。「江戸時代から食べられている近江牛の歴史に合わせて、日本の歴史ある絵の文化と掛け合わせてみたら面白いのではないか」と、伝統的な絵画ジャンルである浮世絵をオマージュしたのだそう。

日本を代表する和牛と浮世絵のコラボレーションにアズマビトの血が騒ぎますね。

絵の層を開けると、中にはぎっしりとお肉が詰められています。A5近江牛赤身が700g、3~4人前だそうです。鮮やかな赤身に入った霜降りは、まるで遠くから眺めた山の尾根のよう。生でも美味しいとわかるビジュアルに食欲がそそられます。

近江牛は日本三大和牛の中でも最も歴史が古く、江戸時代から食べられていたそうです。長く歴史のある近江牛ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響から例年通りの出荷が叶わず「ひょうたんや」が取引している生産者では、コロナによる飲食店打撃によって近江牛の出荷が遅れてしまっていたのだといいます。

そこで何かできることがないかと考え生まれたのが「Art Beef Gallery」だとのこと。日本の歴史ある食と文化の融合は、コロナ禍でも美味しい食を多くの人に届けたいという飲食業界で働く人々の想いから生まれたようです。

■おかみが教える簡単で美味しい食べ方

今回行われたプレス体験会では、「ひょうたんや」のおかみさんが簡単に美味しく食べられる"おすすめの食べ方"を紹介してくれました。

  • 使ったのはこちらの食材。「近江牛」「青ねぎ」「豆腐」「片栗粉」「すき焼きの割り下」です

まずは「すき焼きの割り下」とお水を加え、鍋に火をつけます。

そして「豆腐」「青ねぎ」を鍋に入れ、グツグツしてくるのを待つ間に、近江牛に片栗粉をまぶします。片栗粉をまぶすことで、肉の旨みが逃げにくくなるんだとか。家ですぐに試せる"ちょい技"に歓喜です。

そしてお鍋がグツグツしてきたら近江牛を投入。火入れはほんのり赤みが残る程度でOK。火を通しすぎると固くなってしまうらしく、おかみさんもスープにくぐらせる程度の火入れでお肉を回収していました!

そして完成したのがこちら。ものの5分程度で出来上がってしまいました。

お肉は「とろり」と表現したくなる柔らさで、味わいには上品なコクのある美味しさを感じられました。肉の脂とすき焼きのたれの甘みが混ざりあい、濃厚な味わいがとにかくたまりません。

家庭では冷凍で届いたお肉を冷蔵庫で24時間ゆっくり解凍し、さらに食べる直前30分常温にすると、近江牛本来の味わいが際立つとのこと。ギフトとして人へ送る際には、一筆添えてプレゼントするのが粋ってもんですかね。


個人的に浮世絵好きだというのもあり、視覚からも舌からも美味しいギフトに大満足。気になる価格は13,000円となっています。親友の結婚祝いや兄弟の新居購入祝いなど、ここぞというプレゼントには一度購入したいと思える品でした。

「Art Beef Galley『凱風快晴 近江牛赤身肉 700g』」は、ECサイト「ひとてま」で購入でき、7月10日から冷凍発送開始。注文から2、3日で手元に届くとのこと。賞味期限は冷凍状態で3週間となります。

なお、今後も「富嶽三十六景 凱風快晴(赤富士)」モチーフにつづき、さまざまな浮世絵やアート作品とのコラボを予定しているとのこと。

「Art Beef Galley」は見た目のインパクトだけでなく、美味しさまでもが光る高級な生肉ギフトです。貰い手の記憶に残ること間違いありませんので、特別な贈り物を届けたいと考えている人は、チェックしてみてはいかがでしょうか?

参照 : ひとてま