タイププロジェクトは6月21日、スクリーン表示に適したフォント「TPスカイ」ファミリーに、「TPスカイ クラシック ローコントラスト」を追加した。サブスクリプションサービス「TPコネクト」(年額30,000円)で提供する。
フォーマルな場面での用途拡大を目指し、均整の取れた楷書のプロポーションを取り入れた書体。ファミリー全体のコンセプト「澄み渡った広大な空」をベースに、TPスカイが持つ中庸な骨格のフトコロを引き締めたデザインを採用。初唐の楷書を頂点とするフトコロ(字画内の内部空間)の引き締まった漢字を、クラシックの典拠として位置づけている。
また、簡潔で滑らかなアウトライン描画を徹底することで、フォントファイルのサイズを極限まで抑えた。TPスカイは、45書体(5ウエイト×3コントラスト×3つの字幅)のラインナップに、TPスカイ モダンBlkとTPスカイ クラシック ローコントラスト(5ウエイト)が加わり、51書体のファミリーとなった。