俳優の大谷亮平が、テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第4シリーズ(7月8日スタート 毎週木曜21:00~ 初回は拡大スペシャル)に、国土交通副大臣で出演することが21日、分かった。

  • 左から大谷亮平、天海祐希=テレビ朝日提供

天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げていく同ドラマ。今回の第4シーズンでは、キントリに“部署の消滅まで残り100日”というタイムリミットが課せられる中、初回ゲストに桃井かおりを迎えることが大きな話題となっている。

このたび発表された大谷は、韓国での華々しい俳優活動を経て、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『奪い愛、冬』、『恋はDeepに』など話題作に次々と出演、今年は『青天を衝け』で大河ドラマデビューも果たしている。大谷演じる国土交通副大臣・宮越肇は、伝説の活動家・大國塔子(桃井)がハイジャックした飛行機に搭乗。汚職疑惑の渦中にある宮越は、キントリ解散を冷徹に推し進める刑事部長・北斗偉(池田成志)とも裏でつながっている様子で、有希子らにとってシーズンを通しての大敵となる。

キントリ解散のカギを握り、後半戦の物語にも大きく関わってくるキーマンを演じる大谷は「もともと事件物が好きで、さっそく台本を拝読したところ、少しずつ真実が解き明かされる様、取調室での駆け引きのシーンは台本上からも緊張感が伝わり、非常に読み応えがありました。また、天海さんを筆頭としたキントリのチームワークが素晴らしいと思いました!」とコメント。

現場の雰囲気については「よい緊張感の中にも温かみがあり、和やかな感じがしました。天海さんは、イメージ通りとても素敵な方だと思いました。キリッとしたクールな印象を持っていましたが、意外にお茶目な方で驚きました」と語り、「キャリアの豊富な先輩方がたくさんいらっしゃるので、私は若手のつもりで、フレッシュな気持ちで臨みたいと思います。恵まれた現場で演じられるのは幸せなことですし、その中で大切に取り組んでいきたいと思っています」と意気込んだ。