少しずつ日が沈んでいく空のグラデーション、雄大に佇む大きな岩、そして一面に咲き誇る黄色い花々……。まるで洋画のワンシーンのようで、奥からヒロインの薄幸な少女が現れてきそうな美しい景色ですが、なんとこちら日本の風景なんです!

  • @fuehrsn

この写真をツイッターに投稿したのは、Koki Uedaさん（@fuehrsn）。新潟県を中心に風景写真を撮られているそうで、この幻想的な風景も新潟県佐渡市で撮影されたもの。毎年この地を訪れているそうですが、いつも感動してしまうんだそうです。

この投稿には、「本当に日本とは思えない絶景」「空もオレンジなのがいいですね! とても綺麗です! 」「是非直接見てみたい風景ですね」と、その美しさに見とれてしまうというコメントがたくさん寄せられていました。

投稿者さんに聞いてみた

――とっても素敵なお写真ですが、どこの景色なんですか？

Koki Uedaさん：新潟県佐渡市の大野亀です。ビシマカンゾウという花でココでは5月下旬～6月上旬に見頃を迎えます。撮影した日は6月5日で、まさにピークでした。夕焼けと相まって日本とは思えない程の絶景となり、それを上手く1枚に収めることができました。この花は佐渡・山形の飛島・酒田の一部にしか咲かない珍しい花なんですよ。

――それは本当に、この場所だけの絶景ですね。風景写真をたくさん撮影されているそうですが、風景写真の魅力とこだわりを教えてください。

Koki Uedaさん：今まで気に留めていなかった季節や自然をより楽しめるようになりました。季節ごとの素晴らしい景色を見ることができる、それが魅力だと思います。撮影のこだわりは、自分が目で見てキレイだと思った風景をいかにして1枚に落とし込むができるかですね。

――今回の写真にたくさんの反響がありましたが、ご感想はいかがですか?

Koki Uedaさん：佐渡は離島なので、重い腰を上げないと行こうとは思わないと思います。私の写真で佐渡の魅力を伝えることができ、佐渡に行ってみたいと思ってくれた人がいてくれたのであれば、本当に嬉しく思います。

限られた地域にしか咲かない花となると、その場所に行ってみたくなりますよね。気軽に旅行などに行けるようになったら、佐渡島まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。