エン・ジャパンは6月17日、「仕事のかけもち・Wワーク・副業」に関する調査結果を発表した。調査は3月30日~5月26日、「エンバイト」のユーザー4,619人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「これまでに仕事のかけもち・Wワーク・副業をしたことはありますか」と聞くと、「ある」(53%)、「ない」(47%)となった。
そして、仕事のかけもち・Wワーク・副業の経験者に「仕事のかけもち・Wワーク・副業の期間はどのくらいですか」と聞いたところ、「1日のみ」(8%)、「2~10日以内」(12%)、「11日~1ケ月未満」(5%)、「1~3ケ月未満」(15%)、「3ケ月以上」(54%)、「その他」(5%)となっている。
さらに、「仕事のかけもち・Wワーク・副業で得た月間の収入額」を尋ねると、「5,000円未満」(3%)、「5,000~1万円未満」(8%)、「1~3万円未満」(22%)、「3~5万円未満」(24%)、「5~10万円未満」(27%)、「10万円以上」(16%)という結果だった。
また、「仕事のかけもち・Wワーク・副業をして良かったこと」を聞いたところ、「生活費の足しになった」(61%)、「自由に使えるお金が増えた」(33%)、「空き時間が有効に使えた」(29%)、「いろいろな仕事を経験できた」(24%)、「視野を広げられた」(19%)、「コロナ禍によって減った分の収入が得られた」(17%)、「人脈を広げられた」(14%)、「趣味や好きなことでお金を稼げた」(9%)、「スキルアップが図れた」(8%)、「やってみたい仕事ができた」(7%)、「残業時間の削減で減った分の収入が得られた」(6%)、「失業したときの保険ができた」「特にない」(4%)、「将来の起業・就職・転職に向けた準備ができた」(2%)、「その他」(1%)となっている。
続けて、「仕事のかけもち・Wワーク・副業をする上で大変だと感じたこと」を聞くと、「体調管理」(53%)、「スケジュールの管理」(50%)、「かけもち・Wワーク・副業の仕事探し」(41%)、「本業との仕事量のバランスを取ること」(39%)、「確定申告・年末調整など税金に関する手続き・処理」(16%)、「仕事に必要な知識やスキルの習得」(12%)、「家族の理解を得ること」(8%)、「情報管理」(6%)、「会社からかけもち・Wワーク・副業の許可を得ること」(4%)、「上司・同僚の理解を得ること」「その他」(3%)という経験になっている。
また、具体的な声として「源泉徴収票などの書類提出」(30歳男性)、「扶養内に収めて勤務しなければならないこと」(49歳女性)、「仕事が急に残業になり、次の仕事に間に合わなくなったりすること」(50歳男性)、「パートと内職との収入差でモチベーションが保てない」(60歳女性)などが寄せられていた。