テックマークジャパンはこのほど、「ブライダル家電に関する調査」の結果を発表した。同調査は4月17日~18日、全国の20~30代の既婚者400名を対象に、インターネットで実施した。
新婚生活を始めるにあたり、購入して良かった家電について尋ねたところ、最も多い回答は「冷蔵庫」(61.0%)だった。次いで、「電子レンジ」(53.8%)、「洗濯機」(51.0%)となっている。後悔した家電については「当てはまるものはない」(83.5%)が最も多く、「掃除機・ロボット掃除機」(5.0%)、「電子レンジ」(2.5%)と続いた。
新婚生活を始めるにあたり、2人に1人が新しく購入したブライダル家電は、「冷蔵庫」(75.8%)が最も多く、「電子レンジ」(66.8%)、「洗濯機」(65.5%)、「掃除機・ロボット掃除機」(62.5%)、「炊飯器」(58.5%)、「テレビ」(53.5%)、「エアコン」(53.0%)という順になった。
新婚生活を始める2人に1人が購入している7種(エアコン、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、掃除機・ロボット掃除機、電子レンジ、炊飯器)のブライダル家電の平均合計金額は、55万7,342円だった。
ブライダル家電の合計金額について、夫婦の働き方別に調べたところ、夫・妻の一方が働いている片働き夫婦は54万898円、共働き夫婦は56万6,697円で共働き夫婦の方が高かった。具体的には、共働き夫婦は、「洗濯機」「掃除機・ロボット掃除機」「炊飯器」「テレビ」に費用をかけている。特に洗濯機は2万4,946円、掃除機は1万3,189円の差があった。
一方で、片働き夫婦に関しては、「冷蔵庫」「電子レンジ」「エアコン」にかけている費用が共働き夫婦を上回り、特にエアコンは1万9,297円の差が出ていることがわかった。
ブライダル家電を選ぶ際に重視したポイントについて聞くと、77.0%が「機能」、73.8%が「価格」と回答した。男女別で見ると、男女ともに機能や価格を重視している傾向は同じだったが、女性においては半数以上の人が「長く使用できそうか」(51.2%)を重要視している。
ブライダル家電を購入して良かった理由について尋ねると、66.3%が「使いやすかった」と答えた。「デザインや質感が良い」や、「コストパフォーマンスが良かった」という回答に比べ、使いやすさという回答を挙げた人が多く、毎日使う家電に対しては、現実的に使いやすいものを選ぶことが満足度に繋がることがわかった。
ブライダル家電を調達した場所を聞くと、92.5%が「家電量販店」と答えた。24.8%は「インターネット」と答えており、4人に1人はインターネットで家電を購入していることがわかった。