お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、24日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演し、昨年夏に亡くなった母を語る。

  • 『徹子の部屋』に出演する田村淳=テレビ朝日提供

出身地・山口県下関市に暮らす母・久仁子さんに肺がんが見つかったのは、淳がハワイ挙式をした1年後の2015年。かつて看護師だった母が、呪文を唱えるように言っていたのが「私に何かあったら延命はしないで!」だった。

母のがん発見で「ようやくその意味がわかった」という淳は、家族会議の結果「母の尊厳を守る」決意をしたという。

コロナ禍の中できる限り母を見舞い、迎えた最期のとき。淳はこれまでの感謝を母に伝え、一度はタクシーに乗り込むも、再度母の部屋に駆け戻りハグをした。

淳が遺言の動画サービスを思いついた際、まだ闘病中だった母に「何かしゃべって送ってみてよ」と頼み送られてきた動画は、なんとフラフープを100回以上回す映像。その動画は母が亡くなった今も、自分を勇気づけてくれる最高の「母からの贈り物」だと語る。