いざ結婚して共同生活がはじまると、議題に上がりがちなのは「家事分担」について。特に共働き夫婦においては重要な課題ですよね。
そこで今回は、共働き夫婦ならではの家事分担のコツ・ポイントをご紹介! 大きく3つに分けてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【テクニック1】家事リストを書き出し、割り振る
まず取り組むべきは、家事をリスト化すること! お互いの暗黙知を可視化することで、後々の話し合いがスムーズになります。
また、このときのポイントは「名のない家事」まで細かく書き出すこと。名のない家事とは、例えば、ゴミ捨てしたあとにゴミ箱に袋をセットすること、食器洗い後は生ゴミの処理まで行うこと、などが挙げられます。
こうすることで、ひとつひとつの家事の正確な分量が分かるので、やってみたら大変な家事が片方に偏ることを防ぐことができます。
さらに、家事に対してのお互いの「認識違い」を減らすことができます。「食器洗い」という家事で、一方はシンク掃除を含めて考えていたけれど、一方は食器さえ洗えば終わり、という認識だった場合、ここで洗い出しておくことで、スムーズな家事分担ができます。
全て書き出すことができたら、肝心な分担を話し合いましょう。仕事の業務時間や得意・不得意を考えながら、まずは振り分けてみること。
仮にでも振り分けた家事をお互い進めながら、「意外と時間がかかる」「この家事とその家事交換しよう」という話し合いに移ることをオススメします。
新婚時代にリスト化し、生活の中に組み込んでおくことで、今後の生活にも役立ちます。子どもが生まれたり、職場や働き方が変わったりなど生活の変化が起きたタイミングでも、家事を目に見えるようにしておくことできっとスムーズに話し合えるはずです。
【テクニック2】作業リストは見えるところに貼る
【テクニック1】で振り分けた家事のリストは家の壁などに貼っておくのがベター。
日々のことではありますが忘れてしまうこともあるので、目に入る位置にあることで忘れにくくなります。また、ただ紙に書いたリストを貼るのではなく、定番ですがホワイトボードなどを活用するのも一手。
「リストをつくって満足」とならないためにも、ふたりが目に留まるように「運用」していくことが重要です。完了したらチェックをする、など2人だけのルールを定めておけば毎日の家事を忘れることなく行えるはず!
【テクニック3】できないときは素直にヘルプを求める
最後にお伝えしたいのは、振り分けられた家事をできないときは、素直にヘルプを求めること。また、お互いに完璧を求めすぎないということ。生活していると、仕事の繁忙期や体調の都合で予定通りに家事を行えないこともあります。
知らずに放置されている家事は、喧嘩の火種になりやすいもの……。そんなときは、家事をやらずに放置するのではなく素直に相手にヘルプを求めてみてくださいね。
もちろん、リストは一度つくって終わりではありません。ふたりの状況に合わせてどんどんアップデートしていくことで、ふたりらしい家事のあり方をつくっていきましょう!
まとめ
共働き夫婦の家事振り分けのテクニックを3つご紹介しましたが、いかがでしたか? 家事分担をいざ話し合おうとすると、どこから手をつけたらいいかわからなくなったりすることも……。
そんなときはこの3つのテクニックをぜひ実践してみてくださいね! また、やってもらったことにはまず感謝をすることが大切です。お互い気持ちよく過ごせるように、すり合わせていくことを、ぜひ意識してくださいね。