この記事ではTwitterの動画投稿について、時間や長さに特化して解説します。投稿できる動画には140秒以内という時間の制限がありますが、140秒超の動画はアップロードできるのか? Twitterアプリ内で撮影できる動画の長さは? といった検証を実際に行います。
Twitterに投稿できる動画の長さ(時間)は140秒
Twitterでは、投稿できる動画の長さについて、アプリ版・ブラウザ版ともに140秒以内(2分20秒以内)と規定しています。その他にも以下の条件があります。
Twitterアプリの条件
- ファイル形式:MP4またはMOV
- 動画のサイズ(容量):最大512MB
Twitter ブラウザ版の条件
- ファイル形式:MP4(H264形式、AACオーディオ)
- 動画のサイズ(容量):最大512MB
- 最小解像度:32×32
- 最大解像度:1920×1200(および1200×1900)
- アスペクト比:1:2.39~2.39:1の範囲(上下限値を含む)
- 最大フレームレート:40fps
- 最大ビットレート:25Mbps
【検証】Twitterに140秒以上の動画は投稿できるか?
Twitterのルールでは、投稿できる動画は140秒以内となっていますが、実際に140秒より長い動画を投稿できるかどうか、筆者が検証を行いました。
Twitterアプリで動画撮影した場合
新規ツイート作成時にその場で動画を撮影する方法で、140秒より長い動画を撮影できるかどうか検証しました。結論から言えば、Twitterアプリで動画を撮影して投稿する場合は、最長60秒(1分)が撮影時間の限度でした。
iPhone(iOS版)のTwitter公式アプリでもAndroid版のTwitter公式アプリでも結果は同様でした。Twitterアプリで撮影する動画投稿は、短めの尺に適した機能であると言えるでしょう。
140秒以上の既存動画をアップロードした場合
スマホに保存してある140秒超の動画をツイートに添付(アップロード)できるか検証しました。結果はやはり不可。140秒を超える動画は、140秒以内に収まるよう編集(トリミング)することが求められました。ポジティブに捉えれば、規定を超える長さの動画でも、Twitterアプリでトリミングすれば投稿できるとも言えます。
ちなみに、手順【2】の「動画を編集」画面下部に見えるトリミング枠の選択範囲は、標準設定では「45秒」になっています。トリミング枠の左右どちらかの端をドラッグすると、最大140秒まで選択範囲を拡大できます。
ダイレクトメッセージ(DM)で動画を送信した場合
Twitterのダイレクトメッセージ(DM)で140秒より長い動画をやり取りできるかの検証です。結果は通常ツイートの場合と同じく、動画の編集(トリミング)を要求されました。
Twitterに140秒以上の動画を投稿したい場合の対処法
Twitterに140秒以上の動画をどうしても投稿したい場合は、以下の三つが代表的な方法となります。
- YouTubeへのリンクを埋め込む
- 分割して投稿する
- 広告として出稿する
広告の場合、特定の条件を満たせば最大で10分まで延長できる場合がありますが、Twitter社と交渉する必要があるためハードルは高めです。YouTubeへのリンクをツイートに埋め込む方法は下記の関連記事を参考にしてください。
まとめ
Twitterに投稿できる動画について、時間の制約(長さ)に注目して解説してきました。タイムラインへのツイートやDMでシェアする場合は、最長で140秒までとなります。投稿したい動画の長さがオーバーしている場合は、編集して規定の範囲内に収めるか、YouTubeなどの動画投稿サービスを利用して、Twitterに動画のリンクを埋め込んで投稿するとよいでしょう。
ちなみに、2021年8月に廃止されたフリート機能では、投稿できる動画の長さは30秒以内とされていました。
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- Twitterに投稿(ツイート)可能な動画は140秒(2分20秒)以内
- ツイート作成時にその場で撮影して添付する場合は60秒(1分)以内
- 規定の長さを超える動画は、投稿時にトリミングが求められる
- どうしても140秒以上の動画をツイートしたいときは、YouTubeなどにアップしてシェアするのが得策