テレワークなどで自宅にいる時間が増えた昨今、以前にも増して人気となっているのが、「レトルトカレー」。さっとレンジや湯煎で短時間で用意できて食べられるのが良いところ。今やご当地レトルトカレーなど、多種多様な商品があるのも楽しい。今回は、レトルトカレーファン注目の新商品「SPICY HORSE CURRY」を食べてみた。

  • 最高級の馬肉をカレーで味わえる「SPICY HORSE CURRY」は3種類

会員制の馬肉料理専門店のレトルトカレー

「SPICY HORSE CURRY」は、“世界一の馬肉のみ取り扱う” 予約困難な会員制の馬肉料理専門店「ROAST HORSE」(ローストホース)とプロアスリートを確かな食で支えるプロジェクト「ベルメシ」の共同開発により誕生したレトルトカレー。「ROAST HORSE」で使用される最高ランクの馬肉のみを贅沢に使用しており、「PLANE」、「PUMPKIN」、「TOMATO」の3種類が2021年5月13日より特設ECサイトにて予約販売されている。

馬肉の特長は、脂質が少なく良質なタンパク質がしっかりと含まれているところ。厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」によると、一日あたりのタンパク質平均必要量は成人男性で50g、成人女性で40gと定義されており、可能であれば成人男性は60g、成人女性は50g摂ることが推奨されている。「SPICY HORSE CURRY」の「PLANE」の場合、1食でタンパク質が58g含まれている。手っ取り早く必要量のタンパク質を摂ることができ、尚且つ、低カロリー、低脂質、高鉄分。そんなヘルシー食材の馬肉と、独自に調合した14種類ものスパイスをふんだんに使ったカレーは、抗酸化作用、美肌効果、代謝アップ、腸内環境正常化などの効能が期待できる。

●「PLANE」

5分湯煎してパッケージからごはんにかけてみると、普通のレトルトカレーと違い水分が少ない感じ。口に入れると、ほぐした馬肉の身がたっぷり。ゴロッとした肉もところどころに入っていて食べ応えあり。スパイスも効いていて美味しい。白米だけでなく、玄米や雑穀米、酢飯に合わせてみるのもおすすめ。辛さはあまり感じなかったが、スパイスの余韻が感じられた。

  • 1食でタンパク質が58g含まれている「PLANE」

  • 「PLANE」は水分が少なく馬肉の旨味が凝縮されている

●「PUMPKIN」

「PLANE」よりはかなりドロッとしていて、クリーミーな口当たりで食べやすさは3種類の中で一番かも。馬肉の旨味とかぼちゃの甘みとコク、スパイスが相まって子どもでも食べられそうな独特な味のカレーになっている。

  • かぼちゃの甘みとコクがスパイスとマッチした「PUMPKIN」

●「TOMATO」

トマトの酸味、風味も良くて爽やかな、イタリアン風カレー。パルメザンチーズやバジルを合わせるなどしてみても楽しめそう。どちらかというと、ごはんよりもバゲットに乗せてちょっとずつ食べるのが合っているような気がした。

  • トマトの酸味も爽やかな「TOMATO」はバゲットに乗せても合いそう

どれも個性的だったが、共通しているのは「馬肉がたっぷりで美味い」。ヘルシーで、もたれることもないので夏場に元気をつけたいときにももってこいだ。それぞれ200g入っており、ボリュームも満点。別添え「カルダモン」を加えて“追いスパイス”すると、より食欲が刺激されるのでお試しあれ。