コーセー「コスメデコルテ」を象徴する保湿美容液「モイスチュア リポソーム」が、誕生から29年目で初めて刷新。9月16日に「コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム」(30mL8,250円、50mL1万2,100円、75mL1万6,500円、75mL付け替えレフィル1万5,950円)を全国のコスメデコルテ取扱店で発売する。

  • 誕生29年目で初めて刷新するコスメデコルテの保湿美容液「リポソーム」

コスメデコルテは、1970年にデビューしたコーセーの高付加価値ブランド。カウンセリング販売を行う百貨店・化粧品専門店を中心に、国内外の限定された店舗で展開し、専任のアドバイザーによる肌診断ときめ細かなスキンケアアドバイスを特長とする。重点グローバルブランドの1つとして、世界14の国と地域(日本、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、カナダ)で展開している。

  • コーセーの小林一俊代表取締役社長

「社会や人々の生活が激変した昨年度、50周年を迎えたコスメデコルテはアジアでの実績が好調に推移し、過去最高の売上高で締めくくることができました。ますますグローバル展開を加速させていくために、進化と努力を続ける攻めの姿勢を忘れてはならないという信念のもと、大きな決断をしました」と小林一俊代表取締役社長。

その決断というのが、ブランドNO.1美容液であるモイスチュア リポソームの刷新だ。グローバルでは2022年1月1日発売、日本ではそれに先駆けての発売となる。

リポソームとは、生体類似膜のリン脂質(水添レシチン)二重層を幾重にもかさねた構造からなる直径0.1~0.2ミクロンの超微粒子カプセル。皮膚との親和性に優れ、素早く美容成分を角層に届け、うるおいが長時間持続する特長がある。

同社では1984年頃からリポソーム機能の持つ様々な有用性に着目し、約8年かけて製剤化に成功。モイスチュア リポソームは、1992年に業界初の多重層リポソーム構造を採用した化粧品として誕生した。

今回37年間のリポソーム研究の成果として、保湿だけではない肌効果を実現する新たな多重層バイオリポソームを開発。リポソーム成分が1滴に1兆個含まれた高濃度化(従来品比)に加え、多重層構造の長期安定を保つことに成功したという。

新たに独自開発したHPA酵母培養液(酵母培養液・加水分解酵母タンパク(保湿))、 ビフィズス菌発酵エキス(ビフィズス菌培養溶解質(保湿))をはじめとする、 豊富な美容成分を配合。多重層バイオリポソームとともに角層の奥深くまで浸透し、じっくりと確実に長時間うるおいと美容成分を届ける。

コスメデコルテが考える健やかな肌へみちびく11の要素(うるおい、キメ、なめらかさ、やわらかさ、毛穴、めぐり(うるおいの巡り)、乾燥小じわ(乾燥小じわを目立たなくする)、 透明感、ハリ、ツヤ、くすみ(乾燥による)のすべてにアプローチ。健やかな肌へ導く。

従来のみずみずしくべたつかない使用感はそのままに、オイルフリーでハリと弾力を体感できるコクのあるテクスチャーへと進化した。繊細で心地よいティーグリーンフローラルの香り。