歌手・女優の神田沙也加が原案を手がけた漫画『Children’s Project ―チルドレンズプロジェクト―』が、フジテレビの動画・電子書籍配信サービス・FODで16日から配信されている。

『Children’s Project ―チルドレンズプロジェクト―』書影

これは、FODのオリジナル番組『世界をマンガでハッピーに! ~セカハピ~』の企画から生まれた、原案・神田沙也加、漫画・NONによるFODオリジナルコミック。子供の考えることは幼稚で間違っているのか、大人はいつも正しいのか……そんな問いをきっかけに、懸命に生きる子供たちに、生死を懸けた選択が迫られる物語となっている。

神田は「ついに大好きな“漫画”の原案に携わらせていただくことになりました。作品を描いてくださるのは、わたしが元々ファンだったNON先生です。物語はフィクションの中にもどこかノンフィクションな“痛さ”と、読み手の皆さんに好きになっていただけるようなキャラクターを生み出すことを大切にしていきたいと思っています。実は同い歳のパートナーなので、良い作品にできるよう二人三脚で進んでいきたいと思います!」とコメント。

NONは「言葉のように、人が人に何かを伝える表現の1つとしてマンガがあると思います。その媒体として沙也加ちゃんが私を希望してくれました。こんな光栄なことはありません! 私たち2人の化学反応を楽しんでいただけたら幸いです」と呼びかけた。

30日21時から配信される『世界をマンガでハッピーに! ~セカハピ~』の第36回では、漫画を担当したNONが登場。神田との制作秘話や、完成した漫画にキャラクターボイスを付けたボイスコミックとして作品を紹介する。

FODでは、オリジナルアニメをコミカライズした『オシリスの天秤』シリーズからはじまり、バラエティ番組の1コーナーをコミカライズした『胸キュンスカッと』、地上波で放送したドラマをコミカライズした『恋仲』、オリジナルシナリオとしての第1弾『会社を辞めて馬主やります!』、オリジナルコミックから実写ドラマ化した『スイートリベンジ』を配信。

オリジナルコミックの第6弾となる今回の『Children’s Project ―チルドレンズプロジェクト―』では、テレビ局という枠を超えオリジナルコミックを制作し、ドラマ・バラエティ番組のコミック化やオリジナルコミックの実写化など、メディアミックスに積極的に取り組んでいる。

(C)株式会社 ねこの手/神田沙也加