女優の白石麻衣が、斎藤工が主演するテレビ朝日系ドラマ『漂着者』(7月スタート、毎週金曜23:15~※一部地域除く)で、乃木坂46卒業後初の連ドラ出演を果たす。
秋元康氏が企画・原作を手掛ける同ドラマは、とある地方の海岸に謎の男・ヘミングウェイ(斎藤)が漂着したことから物語が始まる。女子高生たちが軽い気持ちでSNSに動画を投稿すると「#イケメン全裸漂着者」というワードがトレンド入りするほどバズり、男は一躍時の人に。記憶喪失の彼が、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮することで、“教祖”のように人々を狂信させ、崇められる存在になっていく。
白石が演じるのは、ヘミングウェイの謎を追う新聞記者・新谷詠美(しんたにえみ)。スクープのためなら物おじしない詠美は、女児失踪事件と、半年間に起きた女児連続殺人事件の真相を追う中で、行方不明の女児の発見場所を予言したヘミングウェイの存在を知る。その正体を暴くために取材を続ける詠美だが、不思議な能力を目の当たりにし、次第に彼に魅入られていく。
白石は、秋元氏作品への出演について「先生がどんな世界観を描かれるのかすごく楽しみでしたし、お話を頂いた時もすごくうれしかったです」と喜びをあらわに。主演の斎藤とは今回が初共演となるが、「さっきメイクさんたちとお話されているのが少し聞こえてきたんですが、斎藤さんはすごく健康に対する意識が高い方なのかなって(笑)。個人的に、そういうお話も聞かせていただきたいなと思いました」と期待を膨らませる。
そんな白石を斎藤は、「“白”というイメージが一番ふさわしい方だなという印象でした」と評し、「今回の役柄では、きっとこれまでに見たことのない白石さんが見られると思います。しかもそんな白石さんと一緒にお芝居ができるということで、とてもうれしいです」とコメント。また、ドラマの展開について「演じる僕たちもこの物語がどこに向かうのかがわからない中で、この作品に向き合っていくことになると思います。“今、秋元さんが何を見ているのか”ということを追求しながら、楽しく、そして僕らが“見たい”ものを作っていけたら」と意気込んだ。