アイドルグループ・King & Princeの岸優太が15日、フジテレビ系月9ドラマ『ナイト・ドクター』(21日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)の記者発表会に出席し、共演する田中圭とのイチャつきぶりを語った。

  • King & Princeの岸優太=フジテレビ提供

夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」結成のために集められた医師たちの活躍を描く同ドラマ。この一員である深澤新役の岸は、第一声の挨拶で「(会見を)盛り上げられるように、少しでも皆さんの笑顔が増えるように、できるだけ笑いを取れたらと思っています」と、自らハードルを上げて宣言した。

その言言通り、岸は現場の様子を包み隠さず披露して盛り上げることに。指導医役の沢村一樹が「イジり役の(田中)圭くんとイジられ役の岸くんが2人並ぶと、面白いです(笑)」と明かすと、岸は「特に圭さんがイジってくださるので、感謝でしかないですね。圭さんと僕の絡みで結構盛り上がったりするので、圭さんにも感謝ですし、それを楽しんでる現場の空気にも感謝です」と、重ねてありがたみを語る。

さらに、沢村が「カンチョーする大人と、カンチョーされる大人、久しぶりに見ました」と、その戯れぶりを話すと、岸は「カンチョーされすぎて頭がおかしくなりそうなくらい。圭さんに人生で一番カンチョーされました。一度なんてもんじゃないですよ。両手で収まりきらないくらい(カンチョー)されてますね」と、繰り返されている様子を報告。その田中は、今回欠席だったため、岸は「めちゃくちゃ寂しいっす」と残念がった。

そんな岸をイジる田中圭について、主演の波瑠は「芸能のお仕事をしている方には珍しく、とても普通の感覚を持っている方。地に足がついていて、それでいてとっても面白いことが大好きで、でもものすごく周りを見てらっしゃる。だから、田中圭さんという役者さんが現場にいるのといないので全然空気が違ったり、締まる部分もあるし、私たちみたいな後輩が甘えられる部分もあったりして、岸くんをイジるのも相手をちゃんと選んでやってるので、見極める力を持ってる人だなと思います」と分析。

田中と同じく欠席した北村匠海について、岸は「年下なんですけど、中身も大人じゃないですか。だから、この現場で1,000回は人生相談してますね。優しく受け答えしてくれるので、お芝居の面でもプライベートについてもいろいろ相談してます。北村くんはいろんなことを成し遂げてきた方なので、すごい参考にさせてもらってます。だから今は、本当にスポンジのように吸収している時期ですね」と紹介した。

今回、初の医療ドラマに挑む岸は「所作がとても細かいんですけど、本当のお医者さんは時間が迫る中で、演技以上の動きをしていると想像しただけで、感謝の思いが本当に大きいですね」と感服。しかし、司会の山崎夕貴アナウンサーに、苦労した医療用語を聞かれると、「患者さんを受け入れるときに『はい、あさひ海浜病院救命救急センターです』って、今きれいに言えちゃったんですけど、何回噛んだことかっていうくらい、めちゃくちゃ皆さんにご迷惑をおかけした思い出のある言葉ですね」と回答し、「医療用語とはちょっと違いましたね…」とツッコまれてしまった。

それを受け、「たしかに」と受け止めながら、「医療用語だと『なんとかツェン』。なんか『ツ』が多いのがあったんですよ」と思い出そうとすると、沢村が「メッツェン」と言い当てる。それでも岸は「ベッツェン!」となかなか正解にたどり着かず、「難しかったですよ! 『ツェン』が『チェン』になっちゃう感じなんですよね。でも、皆さんに支えられながら、何とか言い切りました」と振り返っていた。

また、波瑠は「最近盛り上がってたのは、岸くんが何の絵を描いたのかを当てるのが(笑)」と撮影現場の様子を報告。沢村が岸の絵心を「ひどいです(笑)」と暴露すると、岸は「本当にひどいんですよ」と認めながら、「こんなひどい僕でも、波瑠さんはもっとひどいなって思います」と反撃した。

岸は題材のチョイスが独特だそうで、波瑠は「リュウグウノツカイを描いてて、それが分かっちゃうのがすごい嫌だったんですよ(笑)」と、絵心ない同士で通じ合ってしまったことが悔しい様子。それをよそに、岸は「リュウグウノツカイとヘラクレスオオカブトが僕の得意な絵なんですよ。皆さん意外と考えちゃっていたので、もうちょっと鍛えないとなと思いましたね」と、向上心を見せていた。

(C)フジテレビ