Dynabookは6月14日、14.0型の画面を13.3型クラスの筐体に搭載した法人向けノートPC「dynabook MJ54/HS」を発表した。同日から受注を開始する。価格は293,920円から。

  • dynabook MJ54/HS

dynabook MJ54/HSは、13.3型の従来機「dynabook R73」より小さい表面積となる本体に、14.0型ノングレア狭額縁液晶を搭載したノートPC。デスクの上でも省スペースに置け、外出先への持ち運びもしやすいとする。また、本体はアメリカ国防総省MIL規格に準拠したテストを実施する予定で、堅牢性も確保する。

CPUは第11世代Intelプロセッサを採用。TDP(熱設計電力)28Wで動作させるdynabookの「エンパワーテクノロジー」を採用し、安定した処理能力を備えるという。バッテリー駆動時間は約14.5~15.5時間。

  • 液晶ディスプレイが180度開き、対面相手と情報を共有しやすい

インタフェースはThunderbolt 4対応のUSB4 Type-Cコネクタや、Wi-Fi 6無線LAN、有線LANポート、microSDカードスロットなどを装備。このほか、Webカメラには物理的にカメラを遮るカメラシャッターを搭載し、オンライン会議など必要な場合以外はシャッターを閉じることで、プライバシーを保護できる。

  • 左右インタフェース

本体の構成はカスタマイズが可能。主な仕様は、OSがWindows 10 Pro、プロセッサがIntel Core i7-1185G7 vPro~Celeron 6305など、メモリが16GB/8GB、ストレージが512GB/256GB/128GB SSD、ディスプレイが14型FHD/HD液晶、約92万画素Webカメラなど。オプションで顔認証/指紋認証機能も利用可能。なお、メモリは背面のメモリカバーを開けることで、ユーザー側で換装できる。

  • キーボード面