NVIDIAが6月11日にアップデートしたサポートプランによると、8月31日にリリースする予定の「Game Readyドライバー(R470 GA5)」が、Windows 7およびWindows 8/Windows 8.1向け、KeplerシリーズGPU向けの最終アップデートになる。10月4日リリース予定の「R495 GA1」にはそれらのサポートは含まれない。サポート終了後は2024年9月まで重大なセキュリティ修正のみ提供する。
Windows 7は2015年1月13日にメインストリームサポートが終了、昨年1月14日に延長サポート期間も終了した。Windows 8.1はメインストリームサポートが2018年1月9日に終了しており、延長サポート期間が2023年1月10日までとなっている。Windows 7/8/8.1を使用していたGeForceユーザーの大部分がすでにWindows 10に移行済みであり、Windows 10向けの機能やサポートにフォーカスしてより良い体験を提供する。
KeplerベースのデスクトップGPUが登場したのは2012年3月。それから、DirectX 12 UltimateやNVIDIA DLSS(Deep Learning Super Sampling)といった新たな技術によってグラフィックスは大きく進化しており、より新しい技術をサポートするハードウェアにNVIDIAのソフトウェアQAチームが注力する体制に移行する。KeplerベースのGPUについてはNVIDIAサポートページで確認できる。