フジテレビ系では、ボクシングのバンタム級でWBAスーパーとIBFの世界王座2冠を保持する井上尚弥が、米ラスベガスでIBF同級1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)の挑戦を受ける世界タイトルマッチを、『井上尚弥ラスベガス防衛戦2』と題して20日(20:00~21:00 ※延長対応あり)に放送する。
番組は生放送のフジテレビ本社スタジオをベースに、MCの三宅正治アナウンサーと中村アンが進行し、ゲストにはボクシングに造詣が深い香川照之とWBAスーパー世界ミドル級王者の村田諒太が出演。さらに、ラスベガスで試合を終えたばかりの井上が出演する予定で、激闘を自ら振り返る。
香川のコメントは、以下の通り。
「2018年にマクドネルを初回で葬った後、すぐに王座統一へと向かって腰掛けだけに終わるかと思われたバンタム級にとどまることすでに3年、しかしその間、今回がわずか6試合目という一点だけが気がかりの全盛期の王者、井上尚弥に不穏な死角はどこを探しても見当たらない。挑戦者のダスマリナスは、1ラウンド目に井上のパンチを腕やグローブの上に被弾しただけで大いに驚くに違いない。それは、我々が王者の試合でここ何試合にもわたって感じてきた見慣れた光景だ。1日も早く、この階級に猛者があまた君臨するフィリピンという国の最大のビッグマウス、カシメロをぐうの音も出ないほど黙らせるためにも、この試合、他の追随を許さない圧倒的なKO劇を井上自身も強く望んでいることだろう。何度もリプレイを見たくなるKOシーンを、今回も期待するばかりである――」