セイコー「プレザージュ」、1960年代を再現した機械式時計「Style60's」

セイコーウオッチの時計ブランド「プレザージュ」から、セイコーウオッチの1960年代ヴィンテージスタイルを再現した機械式時計の新シリーズ「Style60's」が登場した。ダイヤルカラーやバンド素材の違いで全6機種をラインナップし、価格は55,000円～66,000円。

＜セイコープレザージュ＞ Style60's

Style60'sは、1964年発売「クラウンクロノグラフ」の意匠をベースにデザイン。風防のボックス型ガラスは、柔らかいイメージで1960年代のレトロな雰囲気を伝える。そのほか、立体的なバーインデックス、シャープな針、インデックス周囲の仕上げ違い面による高い視認性と見る角度で変わる時計の表情などが見どころ。

ケースには内側に傾斜した丸みを持たせ、手首への装着感を高めた。かん足に追加したという鏡面仕上げの面は落ち着きとシャープさを持ち、現代のスタイルにフィットするデザインになったとしている。

ボックス型ガラスの風防、ベゼル、ラグなど、複雑な面で構成されているように見えつつも、シンプルにまとまっている

ダイヤルカラーとしては、ベーシックなブラック、ヴィンテージ感あるアイボリー、アースカラーをイメージしたグリーンを採用。プレザージュとしては初めて、ナイロンストラップのモデルも用意した。

ラインナップ全体は大きく2つに分かれ、1つは9時位置をスケルトン構造にしたオープンハート仕様のモデル。機械式ムーブメントの動きが見えるようになっている。11時位置には24時間針のインダイヤルを配置した。

SARY189
SARY191
SARY192

アイボリーダイヤルとステンレススチールバンドの「SARY189」、ブラックダイヤルとステンレススチールバンドの「SARY191」、ブラックダイヤル（ピンクゴールド色めっき）とナイロンストラップの「SARY192」という3モデルで、価格はそれぞれ66,000円。ケースサイズは外径40.8×厚さ12.8mm。自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー4R35」のパワーリザーブは約41時間。

SARY189
SARY191
SARY192

もう1つは、3時位置にカレンダー窓を備えたモデルで、インダイヤルのないシンプルな3針仕様。

アイボリーダイヤルとステンレススチールバンドの「SARY193」（60,500円）、グリーンダイヤルとステンレススチールバンドの「SARY195」（60,500円）、ブラックダイヤルとナイロンストラップの「SARY197」（55,000円）という3モデルだ。ケースサイズは外径40.8×厚さ12.0mm。自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー4R39」のパワーリザーブは約41時間。