モデルの佐藤栞里が、7月スタートのTBS系日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(毎週日曜21:00~)に出演することが12日、発表された。連続テレビドラマレギュラー出演は初となる。
物語の舞台は、「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す。そして、“一人も死者を出さないこと”が、彼らに課されたミッションである。
主人公の「TOKYO MER」チーフドクター・喜多見幸太を演じるのは、日曜劇場初主演の鈴木亮平。喜多見は、大事故や事件に巻き込まれ命の危機に瀕する患者を救うため、危険を顧みず現場に飛び込んでいく勇猛果敢で凄腕の救命救急医だ。そして、喜多見に反発しつつ、現場では最高の相棒となる音羽尚を演じるのは賀来賢人。循環器外科で研修中ながらMERチームを兼務するよう命じられた研修医・弦巻比奈を中条あやみが演じる。
実力派の多彩な俳優が揃う本作に、このたびさらに、主人公の妹・喜多見涼香(きたみ・すずか)役として佐藤栞里の出演が決定した。
涼香は入院している子どもたちやその家族をサポートするNPO法人のスタッフで、救命救急に情熱を燃やす兄の一番の理解者。そしてやさしい笑顔で患者や「TOKYO MER」のメンバーを癒す存在だ。鈴木演じる喜多見との強く温かい兄妹愛も、この物語の重要な要素となっている。そして、その絆の裏にある過去と秘密も――。
佐藤はモデルや、『王様のブランチ』などのバラエティ番組・情報番組のMCとして活躍中。TBSドラマへの出演経験は2015年放送の『コウノドリ』へのゲスト出演のみで、連続ドラマへのレギュラー出演は今回が初となる。すでに撮影は始まっているが、スタッフからは「正直驚いた。初めての連ドラとは思えないほど伸び伸びとした素晴らしい演技」「モニター越しの笑顔にめちゃくちゃ癒される」など、評価は上々。モデルやMCとはまた異なる、多才な彼女の女優としての才能に注目だ。
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