女優の高梨臨が、きょう12日放送のテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』(毎週土曜23:30~)第8話に、横山裕演じる狩野進の元カノ役で出演する。このたび、高梨と原作者の津村マミ氏がコメントを寄せた。

  • 高梨臨=テレビ朝日提供

今作は、累計部数120万部を突破した津村氏の同名人気コミックを映像化したもの。売れない漫画家・狩野進(横山)は子連れ入居禁止のアパートで自堕落な日々を送っていたが、ある日隣の部屋に1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)が引っ越してくる。コタローとの出会いで、アパートの住人たちが大人として少しずつ成長していくハートフルコメディ。

高梨が演じるのは、原作にも登場する狩野の元カノ・新田あかね。現在の彼氏とケンカしてしまったあかねは、狩野の部屋に転がり込み、コタローに嫉妬心を燃やす。

物語が最終章に突入するタイミングで登場となるキーパーソン・あかねを演じる高梨は「もともと原作のファンだったので、実写化がとてもうれしく、その中に自分が入れるなんて! と楽しみで仕方ありませんでした」と歓喜し、「原作に出てくるあかねは、もっとテキトーで楽な女性だと思うのですが、今回のドラマでは狩野とコタローくんの関係性を本気で心配しているという役割があったので、少し原作とは変わっているかなと思っています。その中でも、原作のあかねの緩さみたいなものを少し足せたらいいなと思って演じました」と役作りを明かした。

主演の横山については「狩野役が横山さんと知った時、これ以上ぴったりな人はいないと思い、ものすごくテンションが上がりました! 本当に漫画から出てきたように横山さんと狩野のイメージがぴったりで、それはお会いして一緒にお芝居しても変わりませんでした。もう狩野にしか見えませんでした(笑)」と原作ファンとして大絶賛。

また、原作者の津村氏からもコメントが。ドラマについて「話の展開を知ってるはずなのに、毎話感動して泣いています。脚本や演出、演者さん、劇伴に主題歌など、みんな素敵すぎます。全シーンが私のお気に入りであり宝物です。何度もリピートして観ています」と感謝を込めた感想を述べる。

いよいよドラマは最終章へ突入するが「どうぞ最後まで、この物語の世界に住む登場人物たち一人一人の人生に寄り添って観ていただけたら幸いです」と視聴者へ呼びかけた。