アイドルグループの乃木坂46が、11日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(毎週金曜23:00~)に出演した。
MCの田中圭が「雄大はみなさんのライブに行ったことがあるんでしょ?」と振ると、千葉雄大は「そうですね。2019年の神宮。めっちゃ楽しかったです! 白石(麻衣)さんと映画をご一緒していまして、で、そのつながりで。あとこう白石さんの卒業の配信も拝見しました」と、どことなくドヤ顔で語る。
すると、秋元真夏が、田中にライブに行ったことがあるか尋ねるも、「あ、はい…」と、歯切れの悪い返事が。再度問い詰めらると「すみません、ウソです(笑)。行きたいのは山々なんですけど、雄大が誘ってくれないんで」と白状しつつ、千葉に罪をなすりつけた。 すると千葉と秋元から「今は配信で見られますよ」と、逃げ道を塞がれる展開に。「あー、そうなんだ…。そりゃあ…、見ますよ。雄大今度教えてねそういう情報。もうずるいよー、いつも1人で楽しんでいるんだからさあ(笑)」と、タジタジになっていた。
遠藤さくらは3年前、16歳の時に乃木坂46に加入。憧れていた人と一緒に活動をするということで、最初は先輩に会うのも緊張しっぱなしだったが、先輩が優しくしてくれたのですぐなじめたそう。
先輩たちが当たり前に優しい環境に対し、田中は「先輩がみんな優しいと、日向坂46の時も言っていたんです。憧れてグループに入って、最初は絶対に緊張をしたり、センターポジションを誰が取るかという話などをしつつ、実は陰でケンカしているとかありそうなものだけど、皆さんの場合は一切ないじゃないですか。ウワサでも聞かないから、本当に仲が良いんだなって今改めて感心しちゃいました」と真面目に語る。
駆け出しの頃は、道端でティッシュ配りをしたことも。高山一実は「本当に大変でした。誰ももらってもらえなくて。でも『AKB48さんの公式ライバルです』って言った瞬間にみなさん気に留めてくれる感じで。AKBさんは偉大だなってそこでも感じました」と振り返る。
公式ライバルとしてデビューしたことについて、齋藤飛鳥は「大人の人たちが、AKB48のライバルとして乃木坂46を作りましたが、正直、同じ土俵に立てるわけないじゃないですか。子供ながらに、何でそんなことさせるんだろうなとは思っていました。その一方で、公式ライバルなんておそれ多いとは思いつつも、どこかで追いつかなきゃいけないとか、とりあえずAKB48さんと同じ土俵に立てるようになりたいという気持ちは、メンバーの気持ちとしてはあったかもしれません」と語った。
初パフォーマンスでは「終わったあとにみんなで褒め合いました。その後ステージに立つことの怖さから解放されたからか、メンバーみんなで泣きました」と明かす松村沙友理。
高山も「ライブが終わったら、みんなで褒め合うことはずっとやっていることなのですが、今振り返ってみると、その習慣はこの時に生まれたのかもしれません」と話す。
AKB48に追いつくために努力を重ねてきた乃木坂46は、AKB48とは異なるアイドル像を目指していくようになるという話に。まずは衣装の話題から。「乃木坂46はひざ下の丈というのが定番になっています。ただ個人的には、アイドルといえばAKB48さんみたいな、ミニスカートで可愛いふわふわした衣装が着られると思っていたので、入った時にスカートが長すぎたので驚きました。どうにかしてスカートを切れないかなって」(秋元)
もう1つが、ファッションモデルへの進出。山下美月は「私は松村さんと同じファッション誌の専属モデルをやらせていただいていますが、やはり先輩が道を開拓してくださったからこそ、出させていただいるので、粗相をしないように気を張っていました。ただモデルのお仕事はすごく楽しいですね。握手会とかで女の子のファンの人が、同じ服で来てくださったりしてうれしいです」と声を弾ませた。
梅澤美波は「本業がアイドルだからこそ、モデルをやらせていただく覚悟もちゃんと持っておかないといけないなとすごく思いました。私がモデルとして活動をすることが、グループの力になれれば良いなと思いました」と意識を語っていた。