コスプレイヤー・タレントの桃月なしこが、きょう10日放送のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season5』(毎週木曜20:00～)第9話にゲスト出演し、“正統派秘書”を演じる。

  • 桃月なしこ＝テレビ朝日提供

第9話では、アパレルメーカー社長・錦野勝(寺門ジモン)が刺殺されるという事件が起こり、錦野がしつこく業務提携を迫っていた“最先端”の有名ファッションデザイナーでデザイン事務所の社長・安藤美絵(高橋ユウ)と、同じくファッションデザイナーの山村千歳(吉田志織)の存在が浮上する。千歳は自分こそ最先端のトップデザイナーだと言い張るが、どこかほのぼのオーラが漂う不思議な人物だ。

“最先端”をキーワードに掲げるストーリーで桃月が演じるのは、美絵に仕える秘書・市橋英美里。桃月は、特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(20～21年)で“美しすぎる敵幹部”ヨドンナ役で大きな話題に。同じ“秘書”という設定だが、英美里は邪悪なヨドンナとは真逆で、白のリボン付きブラウスというファッションを身にまとう正統派秘書。常にピリピリしている上司におびえながらも、捜査に協力してくれる役どころとなっている。

桃月は「ヨドンナは上司というか皇帝に対して尊敬の意を持っていたんですけど、今回の英美里という役は、もちろん上司として尊敬はしているものの、厳しく怒られることに対して恐怖心も抱いているので、“社長こわい、すごいけどこわい、また怒られる、やだあ”って思いながら演じていました」と役作りを明かした。

撮影開始当初は「めちゃくちゃガチガチでした」と振り返る桃月だが、「小山田管理官役の金田明夫さんや板木望子管理官役の陽月華さんが“今日も長いからね、こっちきて座りな”と声をかけてくださったので、徐々に緊張も解けました」とレギュラー陣の気配りに感謝を述べる。さらに高橋には「劇中では怖い女性社長を演じている高橋ユウさんもすごく優しくて、目が合うだけで微笑んでくれるのでちょっとドキッとしました」と告白。

最後に視聴者へ向け、「また“秘書役”ではあるのですが、ヨドンナとも普段の私とも違うちょっと控えめな私が見られると思います。ぜひリアルタイムでご視聴いただけたらうれしいです!」と笑顔でアピールした。

第9話では、TikTokで女性日本一のフォロワー数を誇る景井ひなも出演し、笹川刑事部長(本田博太郎)とコラボを果たすシーンも見どころとなっている。