ビズヒッツは6月8日、「年収400万円台の職業に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2021年4月20日~5月4日、調査対象は年収400万円台の有職者、有効回答は316人。
最も多い職業は「事務・管理部門」
年収400万円台の人に「具体的な職業」を尋ねると、一番多かったのは一般事務や経理事務などの「事務・管理部門」(68人)。同業種で働く人の57.4%が年収に「満足」・「まあ満足」と回答した。
2位は「営業職」(40人)、3位は「医療系専門職」(33人)。以下、4位「技能工」(26人)、5位「飲食・販売・サービス関連職」(21人)、6位「管理職・役員」(19人)、7位「クリエイティブ職」(14人)、8位「IT系エンジニア」・「技術・開発職」・「自営業・フリーランス」(各12人)と続き、全体的に「手に職がある」と言われる職種が多くランクインした。
今の年収に満足しているか聞くと、「満足」・「まあ満足」は計47.2%、「不満」・「やや不満」は計52.8%と、ほぼ半数ずつに分かれた。年収に満足している人からは「生活するには十分」「仕事と収入のバランスがいい」など、年収に満足していない人からは「仕事量と収入が見合わない」「家族を養ったり住宅ローンを払うには足りない」などの声が寄せられた。
転職を考えているかとの問いには、計52.5%が「転職活動中」・「考えている」・「少し考えている」と回答。転職を考えている人からは「ボーナスの評価に店の評価が含まれるため、自分は頑張っていても他がダメならどんどん評価は下がる」「長く勤めていても全然給与が全然変わらない」といった意見が寄せられた。