東京五輪代表に内定したプロ体操選手の内村航平が6月9日、東京・千代田区で行われた「内村航平・エアウィーヴ 契約締結調印式」に出席。五輪4大会連続出場を決めた心境を明かした。

内村航平

五輪で個人総合2連覇を果たした内村。この日、現在の心境を問われて「4大会目が一番頑張って代表権を獲得した大会。決まった時の心境が一番普通で、『代表になったんだ』とか『これからさらに頑張らなきゃいけないんだ』という気持ちがあまりない。すごく冷静に、『オリンピックに向けてまた頑張ろうかな』という、4大会目にしてすごく普通の心境」と話した。

また、睡眠の重要性を問われて「毎日体を動かしている。一日の疲れをそこで取らないと、次に疲れを持ち越してしまう。(疲れを)しっかり取るように8時間というルールを自分で作った。絶対8時間寝るようにしています」とコメント。「体操選手といえば逆三角形。(ベッドで)横を向いた時に、自分の肩が邪魔する感じがすごくある。朝起きると肩が痛いことがある」と悩みを語った。

内村はこの日、寝具のエアウィーヴ社とスポンサー契約を結んだことを発表。同社の体形測定システム「マットレス・フィット」を用いて、自身の体形に合った硬さの最新のマットレスを選ぶデモンストレーションを行った。