東晶貿易は6月9日、「借金の取り立て」に関する調査結果を発表した。調査は5月31日~6月5日、借金の利用経験がある全国の男女562人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「借金を利用した際に、取り立てや嫌がらせに遭った経験はありますか」と聞くと、「ある」(23%)、「ない」(77%)となった。
「ある」と答えた回答者の職業をみると、「会社員(事務系)」(22%)、「会社員(その他)」(19%)、「会社員(技術系)」(13%)、「パート・アルバイト」「その他」(10%)、「自営業」(9%)、「専業主婦」(6%)、「経営者・役員」(4%)、「公務員」「自由業」(3%)、「学生」(1%)となっている。
そして、「借金の取り立て」の経験者に「実際にどのような取り立てに遭いましたか」と尋ねたところ、「迷惑電話をかけられた」(52人)、「自宅に押し掛け、玄関チャイムを鳴らされた」(43人)、「自宅前に居座られた」(37人)、「自分の勤務先・同僚に迷惑をかけられた」(27人)、「暴言や脅迫をされた」「自分の家族に迷惑をかけられた」(26人)、「答えたくない」「出前や通報をされる」「暴力を振るわれた」(11人)という結果だった。
さらに、「借金の取り立てや嫌がらせを受けた後、どのような対処をとりましたか」と聞いたところ、「無視。何もしなかった」(36人)、「警察に通報した」(25人)、「債務処理をした」(15人)、「専門機関に通報した」「貸し手へ『借金を返済する』と伝えた」「答えたくない」(12人)、「夜逃げ」(3人)、「その他」(1人)となった。