傘をさす時、大抵は濡らしたくない鞄などを守りつつ、頭から体の中心が濡れないようにする人が多いと思うのですが、bethさん(@3beth_gm)の息子さんは、靴だけに傘をさして帰宅したそうです。いったい、なぜ「靴」だったのでしょうか?
- 小学生の工夫 –
.
そんな晴れ晴れとした顔でグッてされたらなんも言えない。
(@3beth_gmより引用)
靴を濡らしたくなかった理由に、思わず「主婦か(笑)」とツッコみたくなってしまいましたが、その歩きづらさを思うと、褒めてあげたくなりますね。この発想に、「なるほどね! よく考えたな~」「なんと斬新な傘のさしかた! 」「その発想はなかったな~」「最高に賢いし助かる」「将来大物の予感」と、みな感心しきり。
“靴を濡らさずに帰る”という、自ら思いついたミッションを見事成し遂げた息子さん。誇らしげに話す様子がとっても可愛らしいですね。息子さんは「理系男子」とのことですが、普段はどんなことをして過ごしているのでしょうか? 投稿者のbethさんにインタビューしてみました。
投稿者に聞いてみた
―― 息子さんは、雨の日はいつも傘を差さないのですか?
bethさん:だいたいびしょ濡れで帰ってきます(笑) むしろ率先して濡れている気もしますが、靴だけはじっとり濡れる感覚がどうしても嫌だったようです。
―― 「一番濡れたら嫌な靴を守る」というのが、ユニークながら筋の通った考え方だと思いました。息子さんは普段どんなお子さんですか?
bethさん:普段はいろんなことを試してるようです。まぶたを裏返して新しい変顔を見つけては鏡で確認したり、電動歯ブラシに対抗して顔の方を震わせていたり、楽な足の裏の洗い方を発明したり(泡立てたボディソープを風呂床に投げてそこでステップしながら転ばないように洗うらしいです)しています。研究者になりたいと言っているので、それらも彼の研究なのかもしれません。
―― 戸惑いながらも「そうなんだ」と息子さんの考え方を受け入れるbethさんも素晴らしいなと感じたのですが、子育てにおいて大切にされていることについて教えていただけますでしょうか。
bethさん:一度受け入れる事で楽しめる幅が広がります。人に迷惑をかけたり嘘やごまかし等以外は、ほとんどが楽しめると思っています。もちろん昔はそんな余裕はありませんでしたが、いろんな期間を経て今は、子どもと過ごす限られた時間の中でどれだけ楽しめるか、自分との勝負だと思って過ごしています(笑)
靴を濡らさなかったことを褒める前に、私なら「風邪ひいたらどうするの!」と叱ってしまいそう……と思った人も多いのでは? 子どもとの時間を楽しもうとするbethさんの姿勢、見習いたいですね。