AOKIは、東京2020公式ライセンス商品「東京2020オリンピックエンブレムウォッシャブルスーツ」を、AOKI全店舗およびAOKI公式オンラインショップにて販売している。このほど、同社と信州大学繊維学部との産学協同研究の一環として、同商品の着心地を測定し、その結果を発表した。
「東京2020オリンピックエンブレムウォッシャブルスーツ」は、「スポーツ性能をビジネスに。」というコンセプトのもと企画開発したもので、これまでにシリーズ累計販売着数2万着を突破している。
今回、衣服を着用して動作した際に発生する"衣服圧"について、スラックスロボットを活用して測定した。
使用したのは、「東京2020オリンピックエンブレムストレッチウォッシャブルスーツ(ポリエステル100%素材)」(4万2,900円)。同商品は、伸縮性の高い表地や肩裏部分にパワーネットを施し、動きやすさを追求したスーツ。洗える・防シワ機能に加え、サマー仕様で、夏でも快適に着用できるという。「TOKYO2020」ゲームズシグネチャーが入った衿吊りが特別感のある1着であるとのこと。
同商品を用いて、片足を上げる動作によって生じる衣服圧を測定したところ、同商品の衣服圧が、太ももを中心に従来品と比べ約30%軽減。この結果より、同商品は動作の際のつっぱりや圧迫が小さく、従来品(※)よりも着心地が良いことが証明された。
同社は、今後も産学協同研究を通じて、立体的な縫製技術など、スーツ専門店としての強みを活かし、顧客のライフシーンに合わせた商品・サービスの提供に取り組んでいくという。
※自社調べによるプライベート商品の「ウール/ポリ混合素材」との比較および測定による結果