ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEが、8枚目のシングル「STOP FOR NOTHING」を19日にリリース。リード曲「STOP FOR NOTHING」は、EXILE HIROとクリエイティブディレクター・佐藤可士和による同名のプロジェクトのテーマ曲で、国立新美術館(東京・六本木)で開催された「佐藤可士和展」でも展開された。FANTASTICSにインタビューし、佐藤可士和氏のクリエイティビティから刺激を受けたことや、最近力を入れているというTikTokについて話を聞いた。
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――佐藤可士和さんとのコラボレーションの感想をお聞かせください。
世界:「佐藤可士和展」の展示作品が、一つ一つすごかったです。LDHのマークも床にあったのですが、その意味がステージやライブといったものになっていて、一見シンプルですがメッセージがしっかり込められていて、プロセス自体がアートになっている事がすごく面白かったです。全部のエリアをみんなで見て、最後のグッズコーナーでは、HIROさんが「好きなものを選んでいいよ」と言ってくださって、遠慮なくいろんなものを買っていただきました(笑) 勇征はお米を選んでいました。
八木勇征:可士和さんがパッケージをデザインされているお米を選びました。
佐藤大輝:Tシャツは、今みんなプライベートでたくさん着ています。
――佐藤可士和さんのクリエイティビティから刺激を受けたり、学べたことはありますか?
堀夏喜:とても刺激を受けました。「佐藤可士和展」は空間でいろいろカテゴライズされていたのですが、「STOP FOR NOTHING」のリリックビデオが上映されていた場所は子供たちとの空間になっていて、(そこで紹介されていた)佐藤可士和さん監修の団地や幼稚園を見ていると、自分たちが関わったプロジェクトの大きさを再認識し、使命感が増しました。
瀬口黎弥:僕は、デザインのすごさを改めて感じました。「くら寿司」の高級感のあるデザインも手掛けられていて、そういったものもやられているんだと驚きました。
――クリエイティブつながりで、グループのTikTokについてお伺いします。「Play Back」のリリースのタイミングでのインタビューで、「メンバー内でTikTokが流行っています!」というお話がありましたが、自分たちで企画を考えているのでしょうか。
中島颯太:僕と大樹くんの2人が“TikTok支部”で、ほかのメンバーに協力をお願いして出演してもらっています。FANTASTICSやLDHを知らない方にも知っていただける機会が増えるといいなという思いで、FANTASTICSの良さをたくさん出して頑張っています!
――内容は佐藤さんと中島さんのお二人で考えているんですね?
中島:はい!
佐藤:こういうのを撮らせてほしいとメンバーにお願いするのですが、みんな優しくて快く撮らせてくれるのでやりやすいです。断られたことはないです。
――こだわっていることを教えてください。
中島:ファンのみなさんはオフの姿を見たいと思うので、オフ感のある動画は意識しています。FANTASTICSはいつ撮っても、全員が映えるんです!(笑)
佐藤:メンバーそれぞれ担当があって、例えば世界さんだったら、1人で踊っている動画をアップしていて、そのフルバージョンがYouTubeで見られるようになっています。ボーカルだったら弾き語りの動画をアップしていたり、それぞれの良さを生かした動画を意識しています。
――お二人が内容を考えているとのことですが、ほかのみなさんはTikTokの撮影はいかがですか?
澤本夏輝:ありがたいなと思って参加しています。
木村慧人:楽しいです!
――今後やってみたい企画はありますか?
世界:ほかのグループのメンバーとコラボするのも面白そうだなと思っています。
佐藤:いいですね。計画したいと思います!
EXILEの世界と佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。その後、グループとして新たなステージに進むため、ボーカルを迎えることを決意し、2017年5月から12月にかけて実施したオーディションを勝ち上がった八木勇征と中島颯太がボーカリストとして加入した。そして、2018年12月5日にシングル「OVER DRIVE」でデビュー。2019年10・11月にはグループ初の単独ホールツアーを開催し、全国12都市17公演を完走。2020年2月12日に1stアルバム『FANTASTIC 9』をリリースした。同年11月11日にリリースされた7thシングル「High Fever」は、FANTASTICS初主演ドラマ『マネキン・ナイト・フィーバー』の主題歌に起用された。