お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、3日に放送されたTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜22:00~22:57、3日は21:30~)で、漫画家でタレント・蛭子能収の言葉に救われた過去を語った。

田中卓志

ゲストの米倉涼子が「タメになる話を録音すること」にハマっていることから、それぞれがエピソードを披露する展開に。

田中は「若手の頃、ジャンガジャンガでブレイクして」と語り始め、「実力がないからテレビに出たら滑るし、滑っても仕事が来て精神的に『これ、何のためにやってるんだろう……』と落ち込んでた時期があったんですよ」と打ち明けた。

その頃に蛭子と対談する機会があり、「その悩みを言ったら……蛭子さんはエロ雑誌と競艇雑誌の両方で漫画の連載をしていて、締め切りが同時に来て送ったら、エロ雑誌の方に競艇漫画を送って、競艇雑誌の方にエロ漫画を送ったそうなんです。『どうしよう!』と思ったけど何にも言われないから見てみたら、そのまま掲載されていたそうなんです」と蛭子の話を思い出す田中。

蛭子からはそんな実体験と共に「田中くん、すごく悩んでいるけど、世の中の人はそんなに田中くんのことを見てないよ」と言葉をかけられたそうで、「すごくディスられた感じもした」と苦笑しながらも、「肩が軽くなったんです」「滑ってもとりあえず今やれることをやっておけばいいんだと思って。蛭子さんに助けられた」と前向きになるきっかけをくれた蛭子に感謝していた。