eBay Japanは6月3日、「働く女性の2021年上半期振り返り調査」の結果を発表した。調査は5月6日〜10日、全国の一人暮らしをしている20代〜30代の女性500名を対象にインターネットで行われた。
2021年上半期、コロナ禍でストレスを感じたかを聞いたところ、8割以上の女性が「とても感じた」「感じた」「どちらかというと感じた」と回答。具体的には、「思うように外出できないとき」(76.4%)、「友人・知人と会えないとき」(52.7%)、「イベントが中止になるとき」(38.3%)が上位となった。
また、上半期の充実度についても聞いたところ、50.6%の人が「充実していた」と回答。何が一番充実していたかを聞くと、「趣味」(30.0%)、「仕事」(19.8%)、「育児」(12.3%)が上位に。
反対に、「もっと充実させたかった」ことを聞くと、こちらでも「趣味」(22.8%)がトップに。次いで「貯蓄」(11.0%)、「仕事」(8.8%)、「ダイエット」(8.8%)と続いた。さらに、これからの下半期に一番「充実させたい」と思うことについて聞くと、こちらも「趣味」(23.2%)に最も多く回答が集まり、次いで、「仕事」(11.8%)、「貯蓄」(11.4%)と続いた。
反省点はあったものの、それぞれ色々な場面で「充実した」と実感している人が多かった上半期、自分を10点満点で自己評価してもらったところ、「5点」(21.0%)が最多に。全体的に見ると高い点数を付けている人の方が多く、この上半期を充実させるために頑張った人が多いことがうかがえた。
続いて、自分なりにおうち時間を楽しめるように心がけているか聞いたところ、76.8%の人が「はい」と回答。具体的にどのようなことをして過ごしているか教えてもらったところ、「テレビを観る」(59.1%)、「ネット配信番組を観る」(52.3%)、「SNSのチェックやネットサーフィンをする」(45.8%)が上位に。テレビやネット配信でドラマなどを観ると、その世界に入りこむことができ、日常を忘れられるといった声や、今まで忙しくてできなかったからといった声が目立った。
次に、「コロナ禍で"小さなご褒美"の頻度は増えたと感じますか?」と質問したところ、57.8%の人が「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答。また、「"小さなご褒美"はストレス発散や癒やしなど、ポジティブな影響を与えてくれていると思いますか?」という質問では、約8割の人が「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した。
そこで、「2021年上半期の終わりに、自分にご褒美を買う予定はありますか?」と尋ねたところ、「(買う予定が)ある」と答えたのは22.6%、予算の平均は3万870円という結果に。最大で30万円と答える人も見受けられ、ストレスのかかる状況で自分にご褒美を買い、下半期を頑張る糧にしたいという女性も多くいることがうかがえた。
具体的に何を買う予定か聞いてみると、「洋服」(40.7%)、「美容アイテム(コスメ・スキンケアなど)」(25.7%)、「アクセサリー」(20.4%)が上位に並んだ。