キン消し、ビックリマンシール、香り玉……。いつの時代も、子どもたちの間で流行るものってあると思うのですが、今の子たちは、何か集めたりしているもの、あるのでしょうか……? 昭和の女の子たちの間では、こんなものが流行っていました。
仲曽良ハミさん(@nakasorahami8330)が描いた、姉・しなのちゃんと弟・いくるくんの漫画をご覧ください。
しなのに泣かれるのがお父さんには一番こたえるかも
(@nakasorahami8330より引用)
香り付きのポケットティッシュ、女子の間で流行りましたね。子どもの頃の記憶がよみがえった人も多く、読者からは「忘れとったーー笑」「懐かしいなぁ」「懐かしすぎて震えました……!」という声とともに思い出話が続々と。
「におい玉!! 懐かしいですね! いつも文房具店行っては買おうと母にねだってました。本当、あの頃はキラキラしてたなぁ……」
「アイスのティッシュもってました。コーンの所はちゃんとコーンのにおいするんですが可愛くなかったので弟行きでした。なかなか買ってもらえなかったな~ 友達と交換したり 甘い香りにつられなめてしまったことも……」
「無駄にティッシュ集めてたなぁ~。匂い付きいーっぱいあった。で、今は幼稚園の娘にいっぱい買ってきてしまっています」
「クッキーの匂いのティッシュ持ってた~! 同じく開けられなかったw」
そんな宝物のような、勿体なくて開けられずにとっておいた大事なティッシュを、お父さんに開けられてしまうとは……。涙するお姉ちゃんの姿に、「分かるわー」「しなの~っ‼︎ 分かる~っっ‼︎ 香り付きティッシュは大事なの」「もったいなくて使えなかったよねー」と共感の声が多数寄せられていました。
また、「カーテンの中で泣くってところが絶妙にツボで」「カーテンの中ってのは、懐かしい‼️」という声も。昔は1人部屋なんてない家庭が多く、泣きたい時は、カーテンの中や押し入れ、トイレでしたね。ほかにも、畳にちゃぶ台、ランニング姿の父親、ガラスケースに入った日本人形、ブラウン管テレビ……、仲曽良さんの漫画のどこを見ても、懐かしい気持ちになります。
そんな「懐かしいあの頃」をテーマに、いくるくんやしなのお姉さんの漫画を描かれている仲曽良さん。お話を伺ったところ、漫画の内容は、基本的には創作であるものの、ご自身の経験も入っているそうです。また、多くの人から「懐かしい」というコメントが寄せられていることについて感想を聞くと、「住んだ場所や時代が違っていても子供の頃はみんな一緒の事を感じていたんだなって嬉しくなります」と話していました。
ちなみに、筆者が子どもの頃、紙石鹸が流行っていたことが。あれから数十年、紙石鹸の存在をすっかり忘れていたのですが、このコロナ禍に再び店頭に並ぶように。思わず、ニオイ嗅ぎまくりました。みなさんは、どんな物を集めていましたか?