スシローで開催中の「超コラボ3連発」を皆さんはもう食べただろうか? 第一弾ではラーメンの名店「麺屋 海神」とのコラボラーメンを提供し、第二弾となる今回は大阪で愛される大人気カレー専門店「大阪マドラスカレー」とのコラボを6月2日から発売スタートした。
大阪・東京で食べられる人気カレー店
「マドラスカレー」とは、昭和63年に大阪・日本橋に創業し、長きにわたり大阪のご当地グルメとして愛されてきた名店。その味に惚れ込んだ俳優の北村一輝さんが東京で自ら経営者となり、赤坂・下北沢・吉祥寺の3店舗の「大阪マドラスカレー」のオーナーを務めている。
現在は大阪と東京でしか味わえないカレーが、スシローとのコラボで全国へ進出! フルーティーな甘さと、あとを引く辛さが特徴的な「大阪マドラスカレー」がカレーうどんとなって登場する。
まずは「大阪マドラスカレー」(880円)のレポを少し。今回は大阪マドラスカレー 123号店(吉祥寺店)にお邪魔した。銀の皿に並々と注がれたルーに、生たまごが光る。東京のカレーは本家大阪よりも甘めな味付けにしているそう。オーナーの北村一輝さんも定期的に味をチェックしに来ているのだとか。
30種類のスパイスと4種類のフルーツを1週間かけてじっくりと煮込んでいるというカレーは、かなり甘めでフルーティーな印象。後から来るスパイシーな辛さが癖になり、スプーンを動かす手が止まらない。
ドリンクは「大阪ミルクセーキ」(250円)に。小さなタピオカが入った甘く懐かしい味わいで、甘辛が変化するカレーとも相性が抜群だった。
それでは、「あの人が! 超べた惚れカレーのうどん」(418円)は一体どんな味になるのか? 実際に食べてみよう。
甘! 辛! の最強ベストバランス
たまごと福神漬けがトッピングされたカレーうどんは、一見普通のカレーうどんっぽく見える。しかし、THEカレーなスパイシーな香りに食欲が高まるばかり。早速いただきます!
一口目は想像以上に甘くお子様向けかなという印象。給食のカレー並みに甘い……と思って食べ進めていると、急にスパイシーなピリッとした辛さが舌を包む。油断したところに来る唐突な辛さに驚くも、水を飲んでもう一口食べると甘い。なんとも絶妙な甘さと辛さの応戦が続く。
トッピングの半熟たまごはとろ~っととろけてマイルドな口当たりに。まずは崩さずカレールーの味わいを楽しむのがよさそうだ。福神漬けのパリパリとした食感がアクセントになり、するすると食べ進められた。
ルーを楽しんだら、麺をかき混ぜてうどんの出汁をルーと絡める。コクのある出汁は和な印象だが、意外にもカレーに会う。ピリ辛なルーにより深みが生まれ、残ったルーまですべて飲み干してしまった。
「大阪マドラスカレー」と「あの人が! 超べた惚れカレーのうどん」を食べ比べてみると、甘さと辛さが変化する奥深い味わいが見事にカレーうどんでも表現され、かなりクオリティが高い印象を受けた。カレーうどんならではの出汁も味わい深く、麺メインで食べてもよさそうだ。
人気カレーが身近なスシローでも食べられるチャンス。おすしのついでにサイドメニューもチェックしてみては?