FOOD & LIFE COMPANIESはスシロー、京樽、海鮮三崎港、杉玉、むすび寿司の5ブランドで展開しているキャンペーン「あっぱれ、日本! 超すし祭」の第二弾を開催。見た目も味も超豪華な「超てんこ盛り」商品を、今月2日より期間限定で販売する。6月20日まで「海鮮三崎港」全店舗で提供される贅沢なお寿司の数々を実食した。
■こだわりのネタが超もりもり
「海鮮三崎港」は23区内に30店舗以上を展開し、23区内では店舗数No.1の回転すし店。女性一人でも気軽に利用しやすく、開放的な明るい店内で職人がシャリとネタのバランスにこだわった美味しい寿司を提供する。
豊富な魚種、季節のおすすめのネタを1皿120円から楽しめる海鮮三崎港は、板前が定番の商品を客の目の前で握るスタイルで勝負し続けてきた。
今回の5ブランド合同キャンペーン第二弾では、そんな既存のブランドの魅力を活かしつつ、見た目のインパクトも重視した「超てんこ盛り」商品4品がラインナップした。
「超もりもり! まぐろ」(540円)は基本となる2貫のお寿司の上に、めばち鮪の4枚重ねと、とろびんちょう3枚重ね、最後にねぎとろを乗せた一皿。握りでいうと6~8貫分のまぐろをトッピングしたまぐろ三昧商品だ。筋の向きなど素材一つひとつの特性を見極めて、最も美味しい状態で食べられるように、各店舗の板前が切りつけを行っている点は、他の回転寿司チェーンとは大きく違う「海鮮三崎港」の強み。そんな同店の特色を存分に感じられるような一品だ。
続いて「超もりもり! サーモン」(430円)は、そんな「超もりもり! まぐろ」を定番人気のネタであるサーモンにアレンジ。色鮮やかなサーモンと奥深い味わいのサーモンの2種を組み合わせた盛り合わせが楽しめる。一番上に乗るサーモンのたたきは実際に店舗で職人が包丁で叩いたもので、口当たりや味わいが格別だ。サーモンはチリ産で、冷凍ではあるもののランクの高いサーモンを使っているという。
3皿目の「超もりもり! 海鮮のっけ盛」(540円)は、商品開発担当者が本キャンペーンでも特にイチオシという商品。サーモン、イカ、帆立、まぐろたたき、甘海老、いくらなどの海鮮ネタをてんこ盛りにした商品で、見た目もさることながら食味のバランスを考えて素材の量などを調整。最初の2皿は上から刺身を食べ、最後に握りが残るような形だったが、こちらは箸で真ん中から二つに分け、大きな一口で頬張る食べ方がおすすめ。食感に違和感がないように、いかそうめんを使っている店もポイントのようだ。
甘海老8尾を使った握りの上にいくらをあしらった「超もりもり!いくら甘海老」(430円)も、食べ応え抜群。同店では普段から1貫3尾の甘海老を使った握りを提供しており、人気の商品のひとつだが、本メニューでは1尾ずつ増やして、北海道産の大粒のいくらをこぼした。ボリュームのある贅沢なビジュアルだ。
■大判サイズで絶品の味わい
ボリューム的にも一皿でかなりの満足感がある、おトクな「超もりもり! 」商品だが、大判メニューも3品が登場する。
まずは通常のネタを2枚重ねたよりも厚い大判サイズのうなぎを使った「大判 うなぎ」(290円)。うなぎの皮の固さを感じさせないよう、一度温めたうなぎをバーナーで炙っている。また、もともとタレがかけられた状態のうなぎを使う回転寿司も多いそうだが、最後は職人が刷毛でタレを塗って味のバランスを整えるなど、細やかな手仕事でその味わいを最大限に引き出しているようだ。
「海鮮三崎港」では豚カルビや牛カルビなど、お肉を使った変わりタネも提供している。「大判 ねぎ塩牛タン」(210円)は、大判なねぎ塩味の牛タンと相性の良いシャリで、濃厚な味わいのメニュー。店舗で刻んだ刻みねぎにはゴマ油を隠し味にしており、お肉とよく馴染んでいて、非常に食べやすい仕上がりだ。
「大判 ミナミ鮪 厚切り2倍中とろ」(330円)では、その名通り脂乗りの良いミナミ鮪の中とろを通常サイズの2倍の大判に切りつけている。「厚切りにして一番美味しいまぐろの部位は中とろ」という考えのもと、ネタの厚さや幅を調整して総重量2倍に。滑らかな食感とのどごしを実現している。シンプルな商品でありながら、食材の特性を見極め、理想的な味の感じ方を引き出す職人を各店舗に配置している同店だからこそ可能なメニューだ。
職人さんが目の前で握ってくれる海鮮三崎港では、シャリ少なめなど細かいオーダーも可能だ。職人がいるからこそ実現できた期間限定メニューの数々を、この機会に楽しんでみては。