ネットオンは6月1日、「履歴書の形式」に関する調査結果を発表した。調査は5月7日〜20日、同社運営のクラウド型採用サイト作成ツール「採用係長」の登録ユーザーである中小企業の採用担当者を対象にインターネットで行われ、408件の有効回答を得た。

  • 貴社が受領する履歴書の提出方法に指定はありますか?

    貴社が受領する履歴書の提出方法に指定はありますか?

履歴書の受領形態について聞いたところ、「紙とデータのどちらでも可」と回答した企業は60%を占め、次いで「紙のみ(郵送・手渡しなど)」が32.6%で続き、「データのみ」という企業はわずか3.9%という結果に。

履歴書の記入方法に関しては、「手書き・データ入力のどちらも可」が約85%と圧倒的多数となり、多くの応募者を獲得するために、履歴書の形式にこだわらずに選考を進めている実態がうかがえた。

  • 今後、履歴書の記入や送付はデジタル化が一般化されると思いますか?

    今後、履歴書の記入や送付はデジタル化が一般化されると思いますか?

また、「今後、履歴書の記入や送付はデジタル化が一般化されると思いますか?」と聞いたところ、63%の企業が、「まぁまぁ思う」(39%)あるいは「とても思う」(24.0%)と回答。

理由を聞くと、「デジタル化・ペーパーレス化の流れがある」といった回答や「コスト・管理コストの削減/効率化ができるから」という回答が多くみられ、一方、デジタル化が進まないと考える理由としては、「セキュリティの問題」「応募者の年齢層が幅広い」「ネット環境の整っていない人もいると思うため」といった個別の事情に配慮した回答が多かった。