河淳が製造・販売を手がけるライフスタイルブランド「KEYUCA(ケユカ)」。シンプル&ナチュラルなデザインと機能性にこだわった商品5,500点以上をフルラインナップする旗艦店が5月28日、東京・自由が丘にオープンした。
ものづくりと環境がコンセプトの旗艦店
自由が丘エリアで10年以上にわたって親しまれてきたカーテン取扱店の「ケユカ 自由が丘サンセットアレイ店」と 雑貨専門店の「ケユカ 自由が丘ガーベラ通り店」を統合し、移転。1階にインテリア雑貨と昨年20周年を機にスタートしたアパレル、2階には家具とカーテンが並ぶ。
ケユカ事業部の渡邉陽平事業部長は「ケユカは今年21年目を迎えます。もともと『ちょうど良い。 をつくる』というコンセプトで、なるべくいいものをお求めやすい価格でご提供したいという思いで、ものづくりにこだわったオリジナルの商品開発を行っています」と話す。
旗艦店のオリジナルコンセプトとして掲げられているのが「ものづくり×環境」。「私たちはいいものを長く使っていただけるようにものづくりをしています。たとえばキッチン用品などに使用している『18-8ステンレス鋼』。30年使っても錆びないと言われるほど非常にしっかりとしたステンレスです。高価な材質なので一般的にはあまり使われませんが、われわれは創業当時からずっとこだわって使っています。そういうものづくりによりいっそう邁進していきたい」(渡邉事業部長)。
商品の陳列棚には、プラスチックや食品ロス、ゴミの削減など、ものづくり×環境へのメッセージが掲出されている。「環境にいい素材と製造工程をこれまで以上に意識して、地域社会にお役に立ちたい。ケユカの商品を使えば自然と環境にいい暮らしができる、お客さまにそんなご提案ができれば」(渡邉事業部長)。
広報さんイチオシの商品は?
そんなケユカブランドで特におすすめの商品を、販売部広報PRの桜井京子さんと清水優里菜さんに教えてもらった。
まずは、シリーズ累計約29万個突破(2021年3月末時点)のゴミ箱のシリーズ「arrots(アロッツ)ダストボックス」(ホワイト/LL4,990円、L4,620円、M3,850円、S3,190円、SS2,189円)、「arrotsダストボックス 27L ブラック」(4,620円)。省スペースでフタが静かに開閉でき、分別可能な袋留め付きやキャスター付き。ホワイトのLLサイズは45Lゴミ袋が入る大容量タイプで、コロナ禍の大型ゴミ箱ニーズに応えて4月に発売されたばかり。
梅雨の必需品、傘も完売続出の人気カテゴリー。「長傘 抗菌手元 ハーフビニール」(レッド、ベージュ、ネイビーブルー/各2,189円)は、半分がビニール素材なので深くさしても周囲が見やすい。ほかにも傘では高強度の「長傘 16本骨バイカラー」(2,640円)も人気。いずれもカラーはベージュが特に人気なのだとか。
ベビー&キッズ雑貨もかわいい。キッズ磁器食器のイラストは、社内デザイナーが描き下ろしたものなのだそう。
続いてアパレルからは、雨の日や家事をするとき、子どもと公園で遊ぶときなどにも安心な防汚撥水シリーズ(防汚撥水シャツブラウス6,589円、防汚撥水シャツカーディガン7,689円、防汚撥水テーパードパンツ5,489円)。実際に水をかけたところを見せてもらったが、驚きの撥水効果で水が服の表面をぽろぽろとこぼれ落ちていった。にもかかわらずやわらかな素材で着心地もよさそう。家庭で洗えるのもうれしい。
ほかに売れているのはバッグ。ノートパソコンが入るスマートなリュックや抱っこひもと併用しやすいマザーズバッグなど、うれしい機能付きの商品が並ぶ。
どれもシンプル&ナチュラルなデザインでありながら、よく見ると高機能でユニークな工夫が詰め込まれている。店内を歩いてみたら、自分のライフスタイルに「ちょうど良い。」商品が見つかりそうだ。