読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(7月4日スタート、毎週日曜22:30~)に出演する中川大志と新木優子の2ショットビジュアルが1日、公開された。

中川大志(左)と新木優子=読売テレビ提供

最高に“間が悪い”殺し屋・男虎柊を演じる中川は、殺し屋のミッションに臨むときの端正なスーツ。秘密をかかえる暗殺ターゲットのヒロイン・鳴宮美月を演じる新木は、艶やかなパーティードレスという今回の2ショットビジュアル。そんな2人が、撮影に向けてコメントを寄せた。

■中川大志
僕が演じる男虎柊(おのとら・しゅう)は、ピュアで真っすぐな、困っている人がいたら助けずにはいられない優しい男の子です。幼い頃に両親を亡くした後、親代わりに育ててくれた丈一郎さんが殺し屋だったということが分かり、その敵を討つため自分も殺し屋になる決意をします。今までと縁のない世界に戸惑い、場違い感がありながらも懸命に殺しのミッションに取り組んでいく姿がどこか愛らしく見えたらいいなと。アクションはもちろん、脱ぐシーンがあるという噂も聞いているので、頑張って鍛えたいです(笑)。
衣装は、清掃会社で働いているため普段は作業着やツナギ、ミッションのときはビシッとスーツ姿でキメる感じになっています。ある種、ヒーローが変身するようなイメージですね。既にポスターとタイトルバックの撮影をさせてもらったのですが、両方ともすごくカッコいい仕上がりになっているので、早く皆さんに見ていただきたいです。
殺しのターゲットであり、柊が恋に落ちる鳴宮美月を演じるのは新木優子さん。台本を読んだイメージがまさに新木さんにピッタリで、撮影が楽しみになりました。新木さんとは6年ぶりの共演になりますが、当時はほぼ同じシーンがなかったので、今回が初共演みたいな感じなんです。狙う側と狙われる側、恋に落ちるだけでなく、柊と美月の間にある特殊な関係性も後々明らかになってくるので、そのあたりも見どころです。
ジャンルとしてはラブコメディになりますが、やり方ひとつで単なるラブコメディの枠を超えたドラマになるんじゃないかなと感じています。殺し屋としての能力はあるものの、何をやっても“間が悪い”柊のことを、面白がっていただけたら。今回、コメディの部分に関しては「笑わせる」ではなく、「笑われる」をテーマに演じていきたいと思っています。僕自身、ゴールデンプライム帯のドラマ主演ははじめてなのでドキドキしてもいるのですが、自分が子どもの頃に見ていたドラマのように、存分に物語の世界に浸ってもらい、みなさんにとって翌週の放送が楽しみになる作品になってくれたらうれしいです。

■新木優子
鳴宮美月(なるみや・みつき)は、ベストセラーを生み出しているマンガ家で、いつも冷静沈着な人という印象です。設定資料に“クールビューティ”とあったので、そういう女性像を研究しました(笑)。いろんな秘密を持っている役柄でもあるので、ちゃんと頭の中で整理しながら演じようと思っています。
ポスターやタイトルバックで切り取られた美月はまさにクールビューティで、素敵なものに仕上がったと感じています。ただ劇中で着用するのは決して華やかな衣装だけではなく、カジュアルなものも多いんです。家の中で着ている服なんて、本当にリラックスした感じです。おそらく等身大の26歳の女性としてファッションを楽しんでいるでしょうし、単なるクールビューティではない、いろんな一面を持った女性であることを感じていただけると思います。
中川大志さんとは以前共演したとき、現場にいる姿や振る舞いを見て、年下なのにしっかりした方という印象を受けました。あれから6年も経っているということで、さらに頼りにしたいなと思っています(笑)。“間が悪い”みたいなイメージはなかったので、ギャップをどう演じられるのか楽しみですね。コメディらしくテンポ感を大切に、ラブの要素もありますので、メリハリを付けた掛け合いにしたいと考えています。
この作品は柊と美月だけでなく、レギュラーのキャラクターも魅力的なんです。それぞれ異なる個性を持っていて、この人たちが最終話までにどんな活躍を見せてくれるのか、一人の視聴者としても楽しみにしています。日曜夜の放送ということで、一週間の締めくくりとして心の底から楽しんでいただいて。そして見終わった後、また明日から頑張ろうと思える、そんな作品にできたらと思っています。