MBS/TBSドラマイズム枠で6月15日よりスタートするドラマ『REAL⇔FAKE 2nd Stage』の完成披露トークイベントが31日、都内で行われ、出演者の荒牧慶彦、植田圭輔、佐藤流司、松村龍之介、和田雅成、猪野広樹、笹森裕貴、染谷俊之、蒼井翔太の9人が出席した。
舞台で活躍する人気俳優と、声優・アーティストとして幅広い活動で支持を集める蒼井が出演することで話題となったドラマ『REAL⇔FAKE』。2019年に放送された前作は、「天使の歌声を持つ国民的アーティスト」朱音の行方不明事件が、俳優ユニット「Stellar CROWNS(ステラクラウンズ)」とともに計画した自作自演の失踪だったことが明らかに。続編は前作の数カ月後を舞台とした物語が展開される。
荒牧は、出演者の再集結に「やっぱりこのメンバーでいると落ち着く。撮影時間が早朝から深夜まで続いても、カメラが回っていても回っていなくても、仲良くボケたりツッコんだり、和気あいあい。安心しますね」と共演歴が多いメンバーに信頼を寄せる。佐藤は「いままで以上にリラックスした環境で役と向き合うことができた。前回よりもう少しみんなと仲良くなれているような、そんなニュアンスのお芝居ができた」と胸を張り、和田も「1年半ぶりに集結。それぞれ別の現場で培ったものを披露できた。そこが魅力として伝 わればいい。撮影は常に楽しかった。それぞれ違う現場を抱えていたので、お互いの体の心配をしていましたね」と現場でのやりとりを振り返った。
猪野と笹森は続編からの参加。猪野は「Stellar CROWNSの仲の良さはひしひしと伝わってきた。その中で一波乱を起こしてやろうと思っていました」と話すと、笹森は「素敵な先輩とご一緒できて光栄。初日から緊張しっぱなしで、でも猪野さんとのタッグは心強かった。みなさんの反応が楽しみ」と笑みを浮かべた。
この日、Stellar CROWNSの5人に「この際だから言っておきたい本音」というトークテーマが出されると、各自フリップに記入した回答を発表。荒牧が和田に向けて「もっと甘やかせ!」とメッセージを送り、「充分甘やかされてもらっているけど、たまにきつい一言がくる。例えば?なんだろう…。パッと出てこないですね(笑)。でも単純にもっと甘やかせてほしい」とリクエスト。和田は「彼女じゃねぇか!」とツッコみつつ、「僕は荒牧に対して“ちょっと休め!”と書いている。打ち合わせしてないのにレスポンスになっている」と苦笑いだった。
また、植田も荒牧に向けて「言葉をちゃんと覚えてね」と要求。「同い年なんですが、これまで31年間生きてきて、それなりに言葉覚えてきているはずなのに、言い間違いがひどい。平気な顔をしてジェネレーションギャップのことをジェネレーションガップと間違える。つい最近だと、テレビとゲームの端子を繋ぐHDMIをHDMLって言っていた。さっきもお弁当屋さんの名前を間違えて覚えていたし」と暴露。和田も「荒牧はマジで天然っすね!」と同意した。
その指摘に「基本はしっかりしてるんですけど…」と、やや納得していない表情の荒牧。だが、次のトークセッション時に「僕は仕事が大好きなので、動いていないとそわそわしちゃう。サメみたいな感じ。動いていないと死んじゃう」とコメントすると、「マグロじゃない?」「サメもそうかもだけど、だいたいがマグロ」と総ツッコミ。和田は「こういうのが多い!」と力説していた。
同作は6月15日よりスタート。MBSは毎週火曜24時59分から、TBSは毎週火曜25時28分から放送され、全4話。