ビースタイルグループは5月28日、「新卒女性と管理職」をテーマとした調査結果を発表した。調査は5月19日〜26日、主婦層を中心とする就労志向の女性を対象に、同社運営の「しゅふJOB総合研究所によるインターネットで行われ、705件の有効回答を得た。
「新卒で初めて社会に出た時、管理職になることを希望していましたか?」と尋ねたところ、59.1%が「希望していなかった」と回答。対して、男性は約2人に1人が「希望していた」(49.0%)と回答しており、「希望していた」女性は16.0%だった。
また、「新卒で初めて社会に出る女性に、管理職を目指すことを勧めますか?」と聞くと、「どちらともいえない」(65.0%)が最も多く、「勧める」が26.7%、「勧めない」が8.4%という結果に。
「勧める」理由としては、「いろいろな立場(年齢や性別・家庭環境)の方が社内の管理職になることにより、 働き方改革や新しいビジネスへつながると思う」「女性だからということではなく、 男性も女性も関係なく平等に管理職に就くべきだと思う」「性別に関係なく能力があれば正当に評価され上に行ける風潮ができて、家事育児を平等に家族で分担し社会全体もサボートすれば、女性がもっと伸び伸びと働けて比率も上がると思う」といった意見が並んだ。