セイコーウオッチの高級時計ブランド「グランドセイコー」から、スポーティーなクオーツGMTモデル「SBGN023」が登場。6月10日発売、価格は605,000円、世界限定2,021本。
2021年はセイコーウオッチの創業140周年にあたり、今回の新作はその記念モデルの1つ。金色をあしらったGSロゴ・ダイヤルリング・GMT針、光を受け反射して輝く放射パターンを描くダイヤルは、夜明けに輝く太陽の光をイメージ。グランドセイコーの新たな挑戦への強い意志をダイヤルに込めたとしている。
ベゼル内側のダイヤルリングは上下2色に分かれ、第2時間帯の昼夜を識別しやすい。GMT針には、時分針とインデックスとは異なる青色のルミブライトを施し、夜間でも高い視認性を確保した。裏ぶたにはシリアルナンバーと、グランドセイコーの象徴「獅子の紋章」をかたどった18Kイエローゴールド製ワッペンを配置している。
クオーツムーブメントには、最新のキャリバー「9F86」を搭載。GMT機能のほか、時差のある地域の時刻に合わせるとき、時計を止めずに時針のみを修正できる。年差±10秒という高精度だ。
ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外径40×厚さ13.7mm、風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は20気圧。また、16,000A/mという高い強化耐磁性能を持つ(JIS耐磁時計2種)。
合わせてレギュラーモデルとして、GMT針やダイヤルリングがレッドの「SBGN019」、ブルーの「SBGN021」もラインナップする。いずれも発売は6月10日、価格は506,000円。ケースサイズは外径40×厚さ13.1mmで、そのほかのおもな仕様は上記の限定モデル「SBGN023」に準ずる。