俳優の安田顕が、阿部寛主演のTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』(毎週日曜21:00~)に国語特別講師・太宰府治役で出演することが29日、発表された。
本作は、週刊漫画誌『モーニング』(講談社)にて2018年から連載されていた三田紀房による『ドラゴン桜2』が原作。2005年に放送された前作ドラマの原作である『ドラゴン桜』(2003年~2007年連載/講談社)の15年後を描く続編だ。第3話から、スマホやSNSを使った新時代に沿った“桜木メソッド”が本格スタートし、Twitterを中心に話題になっている。
明日5月30日放送の第6話では、桜木(阿部寛)が東大専科の生徒のために3日間の合宿を行う。合宿で桜木は国語の特別講師を招集する。その国語特別講師・太宰府治(だざいふ・おさむ)を安田顕が演じることが決定した。
安田が演じる太宰府は、原作の『ドラゴン桜2』にも登場している国語の特別講師。前作の『ドラゴン桜』でも国語の特別講師に芥山龍三郎が登場したが、今作では太宰府が生徒たちの「読解力」を強化するために登場する。
前作から登場している数学の特別講師・柳鉄之介をはじめ、特別講師は個性的な面々が揃っている。はたして太宰府はどのような人物で、どんな授業を行うのか。
安田は「ヒットドラマの続編、お慕いしている阿部寛さんの代表作のひとつでご一緒できることに喜びを感じました」とコメント。「舞台本番後に参加し、粛々と佇み、ひそやかに終わりました。そんな現場の感じが太宰府治っぽかったのかな」と撮影の感想を述べた。
安田と主演の阿部は『下町ロケット』シリーズで共演しており、先輩・後輩の役柄で息の合った芝居を見せてきた。安田は「他局、映画含め、阿部寛さんに定期的にお会いできることが、自分にとってとてもうれしく、役者としてのモチベーションです。きっかけをくださった『下町ロケット』、日曜劇場、そして今回の福澤監督チームとの束の間の再会に感謝申し上げます。お誘いくださり、ありがとうございました」と語った。
プロデューサー・飯田和孝氏も「『ドラゴン桜』に登場する特別講師は、目からウロコの勉強法を教えることはもちろん、『この人から学びたい』と思える、生徒のモチベーションを上げるワクワクするキャラクターでないといけないと思っています。今回、安田顕さんに演じていただけることになり、リハーサルの第一声から、私自身が高揚感を得ることができました。安田顕さん演じる太宰府治の授業を、お茶の間で家族揃って楽しんでいただければうれしいです」とコメントを寄せた。
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