JR東日本千葉支社と千葉ステーションビルは28日、特急列車で銚子の「朝獲れ鮮魚」を千葉駅へ運ぶ実証実験を6月11日から開始すると発表した。運ばれた鮮魚は「ペリエ千葉」のペリチカ(地下フロア)「魚力」で販売される。

  • 総武本線を走る特急「しおさい」

実証実験では、千葉県銚子市の漁港で当日の早朝に水揚げされた「朝獲れ鮮魚」を銚子駅から千葉駅まで輸送する。列車荷物輸送の速達性を生かし、多くの人に鮮度の良い銚子の魚を味わってもらいたいとの思いから始まったという。

輸送列車は総武本線を走る上り「しおさい6号」(銚子駅7時42分発・千葉駅9時2分着)。到着した鮮魚は準備ができ次第、「魚力」にて販売される(売り切れ次第終了)。今後は本格稼働に向けて、銚子の海で獲れた新鮮な魚の味を定期的に運べるように実証実験を重ねていく。