ソニーは5月28日、演奏者の体の動きで電子楽器の音が変わるエフェクター「MOTION SONIC(モーションソニック)」を発表した。クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で、2021年6月27日まで支援を募っている。

支援金額は、先着400名特別プランが23,900円、通常プランが27,200円。目標額を達成した場合、支援者に製品が送付される。

  • MOTION SONIC キービジュアル

    MOTION SONIC キービジュアル

  • MOTION SONIC 本体。手首や手の甲につけて用いる

    MOTION SONIC 本体。手首や手の甲につけて用いる

演奏者の動きに合わせて、電子楽器の音を変化させるエフェクター。手首や手の甲に装着したウェアラブルモーションセンサーとスマートフォンをBluetoothでペアリングし、そのスマートフォンを手持ちのオーディオインターフェースを介して任意の電子楽器に接続して使用する。

  • MOTION SONICで検知可能なモーション(左)と、それに対応させられるエフェクト(右)

    MOTION SONICで検知可能なモーション(左)と、それに対応させられるエフェクト(右)

電子楽器の音に対して、体の動きに合わせたさまざまな音響効果を加えることが可能。例えば、キーボードやピアノを演奏しながら指を揺らすと音が揺れ、またDJが手を挙げると音がディレイするなど、体の動きに合わせて音が変化する、新しい演奏体験を提供する。モーションとそれに対応するサウンドエフェクトの設定は専用アプリ(iOS)上で行う。

  • ギターやキーボードの演奏、またDJでの使用を想定

クラウドファンディングを通じて得られた顧客からのフィードバックを生かし、製品開発を進めるという。なお、支援目標額を達成した場合の製品送付時期は、2022年3月以降を予定している。

  • 本体とアクセサリ一覧

    本体とアクセサリ一覧