カプコンから発売されている人気アクションゲームシリーズ「モンスターハンター」(通称・モンハン)。危険なモンスターたちを討伐し、剥ぎ取った素材で装備品を整えたり、お金に換金したりすることでハンターとしての強さやランクを上げていくゲームです。

現実とは掛け離れたアドベンチャー感が大きな魅力のひとつですが、なんと日本にもモンハンのような世界観が残っていたことが今、ツイッター上で話題となっています。

  • ※画像はイメージです。

奄美大島の知り合いが「近所のジイさんは酒が飲みたくなるとハブを捕まえに行く」と言っていました。そして捕まえたハブを役所に持っていくと、謝礼金として数千円貰えるのでその金で焼酎を買うそうです。その話を聞いて「討伐クエストじゃん」と私は思いました。(@paya_paya_kunより引用)

ツイ主であるぱやぱやくん(@paya_paya_kun)さんによると、鹿児島県の奄美大島ではハブを捕まえて役所に引き渡すと数千円の謝礼金がもらえるとのこと。

多くのユーザーがまさにモンハンそのものの世界感であることに驚いたようで、ツイートは4万件超のリツイート、16.7万件のいいねを獲得(5月28日現在)。コメントも続々と寄せられています。

「ハブ酒作るのかと思えばモンハンか」「ハンターみてえな異世界の冒険者みてえな」「RPGでモンスター倒してなんで金拾えるのかと思ってたけどあれは手続き省略しているだけで謝礼金だったのか」「実は役所とは冒険者ギルドだった...? 」「リアルモンハン……現実でも狩りができるのはいいことね」「酒飲みのじいちゃんがハブの天敵なのかw」

中には“島人”のユーザーから、「役場に持っていったらハブが3000円に姿を変えます。ただ、生きてる状態じゃないとダメです」との補足も寄せられ、さらに他の地域のユーザーからは「こんなクエストもある」と報告の声も多数届いていました。

「福岡には高難易度クエストがあって『手榴弾1個につき10万円』です」
「シカとかイノシシとか狩って解体すれば売れますし、馴染みがないだけで実は世界はモンハンの世界」
「友達は、スッポンとかカブトムシを街へ売りにいってファミコンカセット買ってました」
「うちの田舎でもよくカミキリムシの討伐クエストが出てました」
「ウチの田舎はサワガニ買い取ってくれる業者がいましたよ」
「滋賀県民ですが、田舎の方なのですが、子供の頃ブラックバスを捕まえて漁業組合に持っていくと、お小遣いをくれていました」

とはいえ、もしゲームだけでなく現実のクエストに挑戦するという方は、本当に危険が伴うのでくれぐれもご注意を。