ファッションメディア「STYLE HAUS(スタイルハウス)」(エニグモ運営)はこのほど、「コロナ1年、何が売れて何か売れなくなったかランキング【前編・後編】」を発表した。海外通販「BUYMA(バイマ)」の女性会員におけるコロナ前(2019年04月07日~2020年03月22日)とコロナ禍(2020年04月07日~2021年03月22日)を比較し、売上件数の伸び率を調査した。
売れたものは「マスク」や「ミラー」
「ファッション・ビューティー」で売れたもの1位は「マスク・ファッションマスク」。国内でマスクの供給が不足した際、海外のブランドマスクに注文が殺到。マスクの使用が定着した後は、ファッションの一部としてマスクを選ぶ人が増えると同時に、海外ファッションブランドからお洒落なファッションマスクが次々に発売され、売上を伸ばしたという。
以下、2位「PCケース・バッグ」、3位「エコバッグ」、4位「フリースジャケット・スウェット」、5位「キャップ・帽子」と続いた。
「ライフスタイル」で売れたものランキングは、1位「ミラー・姿見」、2位「キャンドル」、3位「花瓶・植木鉢」、4位「小物入れ・トレイ」、4位「椅子・チェア」となった。
反対にコロナ禍の1年で売れなくなったもの1位は「スーツケース・トラベル小物」。トラベル・旅行グッズは需要が激減した一方、海外に行けないフラストレーションを通販で埋めようとする人が見受けられ、海外限定商品が人気を集めたという。
以降、2位「制汗剤」、3位「パーティー・ウェデイング関連」、4位「水着・ビーチグッズ」、5位「ファンデーション・リップ」の順となった。