7月17日、18日に開催される『ポケモンGO』のイベント「Pokémon GO Fest 2021」について、詳細が発表された。2日とも、チケットの有無にかかわらず全トレーナーが楽しめる内容と、チケットを持っているトレーナーが楽しめる内容を用意する。

  • Pokémon GO Fest 2021

    「Pokémon GO Fest 2021」は音楽祭

【1日目】全トレーナー共通の内容

1日目のチケットの有無にかかわらず全トレーナーが楽しめる内容として、10時から18時まで「時間ごとに変わる生息地」が復活。イベント中は「ジャングル」「岩山/砂地」「海/砂浜」「洞窟」の生息地(エリア)が入れ替わる。

ジャングルには「ストライク」「エイパム」「ケロマツ」など、岩山/砂地には「エアームド」「タテトプス」「ヒポポタス」など、海/砂浜には「ミニリュウ」「チルット」「ママンボウ」など、出現洞窟には「ダンゴロ」「マッギョ(ガラルのすがた)」「モノズ」などのポケモンが出現する。

土曜日のレイドバトルでは「カポエラー」「ズガイドス」「モノズ」のほか、特別な衣装を身にまとった「ポニータ(ガラルのすがた)」「ジグザグマ(ガラルのすがた)」が出現。また、「タブンネ」「チリーン」「コロボーシ」などの音楽に関連するポケモンや、特別な衣装を身にまとった「ピカチュウ」が野生で出現する。

また、「Pokémon GO Fest」Tシャツが無料の着せ替えアイテムとして登場。そのほか、「タブンネ」「チリーン」「オタマロ」「ゴニョニョ」の色違いが『Pokémon GO』に初登場する。

【1日目】チケットを持っているトレーナーが楽しめる内容

「Pokémon GO Fest 2021」は音楽祭のイベント。トレーナーはそのショーディレクターとして、ウィロー博士とチームリーダーたちが素晴らしいコンサートを開催できるよう力を貸す。

イベントでは、「ロックスターピカチュウ」か「ポップスターピカチュウ」のどちらかを選ぶことで、イベント期間中に再生されるゲーム内音楽が変化。ポケモンの音楽プロデューサーである増田順一氏が、「ハードロック・ピカチュウ」ファンのためのエレクトリック・ロック、「アイドル・ピカチュウ」ファンのためのハイテンションエレクトロ・ポップなど、「Pokémon GO Fest 2021」のため、新たにオリジナル曲を制作した。

「ポニータ(ガラルのすがた)」「ジグザグマ(ガラルのすがた)」「フライゴン」「サーナイト」など、ほかのポケモンたちもイベント用の特別な衣装を身にまとって舞台に立つ。

「スペシャルリサーチ」を達成すれば、幻のポケモンとの出会い、着せ替えアイテムのTシャツ、そして限定のトレーナーポーズなどの特別なリワードが手に入る。

そのほか、チケットを持っているトレーナーが楽しめる内容として、グローバルチャレンジアリーナも用意。トレーナーが手を取り合い、毎時間開催される協力型のチャレンジの達成を目指す。時間内にチャレンジを達成すれば、残り時間の間に効果を発揮するボーナスを得られる。世界各地の進捗は「今日のまとめ」で確認可能だ。

また、時間ごとの生息地をテーマにした4つのコレクションチャレンジが開催される。各時間に特定のポケモンがいつもより多く「おこう」に引き寄せられ、運が良ければ、ジャングルで「アンノーン(F)」「アンノーン(G)」「ルンパッパ」「ペラップ」「ジャローダ」「リーフィア」、岩山/砂地で「ブースター」「アンノーン(G)」「アンノーン(F)」「バンギラス」「フライゴン」「ナゲキ」、海/砂浜で「ギャラドス」「シャワーズ」「マリルリ」「アンノーン(F)」「アンノーン(G)」「ダゲキ」、洞窟で「ブラッキー」「アンノーン(G)」「アンノーン(F)」「アブソル」「サーナイト」「デンチュラ」に出会える。

さらに、イベント期間中に「おこう」を使用、または野生でポケモンが出現する場合、色違いのポケモンと出会うチャンスがいつもより高くなっている。特に1日目は、2日目より野生のポケモン、おこうに引き寄せられるポケモンの、色違いのすがたと出会いやすいという。日本時間7月17日10時からは、色違いの「アンノーン(F)」「ダゲキ」「ナゲキ」が『Pokémon GO』に初登場。イベント期間中に「おこう」を使用することでこれらのポケモンと出会える。

【2日目】全トレーナー共通の内容

2日目は「レイドバトル」がメイン。チケットの有無にかかわらず全トレーナーが参加できる。詳細は改めて発表されるという。

また、イベント初日のポケモンを見逃してしまったという場合でも、土曜日に野生で出現するすべてのポケモンは、日曜日にも出現する。

【2日目】チケットを持っているトレーナーが楽しめる内容

チケットを持っているトレーナーは、「レイドバトル」を完了するたびに、リワードとして10,000XPを追加で獲得。また、ジムのフォトディスクを回して、ジムでの「レイドバトル」で使用できる「レイドパス」を最大10個獲得できる。

「タイムチャレンジ」を達成すれば、どこからでも「レイドバトル」に参加できる「リモートレイドパス」を最大8個獲得できる。

さらに、「リモートレイドパス」が3個含まれた無料のイベントボックスが、日本時間2021年7月18日10時から18時までショップに登場する。

そのほか、1日目に「おこう」に引き寄せられるポケモンは、2日目のイベント期間中も「おこう」に引き寄せられる。

【1日目&2日目】全トレーナー共通の内容

1日目と2日目の共通の内容として、トレーナーの写真がアプリ内の「今日のまとめ」で紹介される。「#PokemonGOFest2021」のタグをつけて写真を投稿すれば、イベント中に紹介される可能性もある。

また、「ルアーモジュール」の効果が3時間持続。イベント期間中は、「ふかそうち」に入れたタマゴのかえる距離が2分の1になり、7kmタマゴから「タブンネ」「ププリン」「リーシャン」などが孵化する。

さらに、マップ上の特別な演出やイベント限定の「フィールドリサーチタスク」などが登場するほか、ポケモンの音楽プロデューサーである増田順一さんが制作したオリジナル曲がアプリ内で再生される。

【1日目&2日目】チケットを持っているトレーナーが楽しめる内容

チケットを持っていると、ギフトを開けるかポケストップを回すことで、イベント限定のステッカーを獲得できる。また、スペシャルリサーチ完了後に「GOスナップショット」を撮ると、特別なサプライズも。

「アンノーン(G)」と「アンノーン(F)」は、2日とも「おこう」に引き寄せられる。運が良ければ色違いとも出会える可能性もある。

チケットは610円、「プリントアットホームキット」も用意

「Pokémon GO Fest 2021」のチケットの価格は610円。2020年のチケット価格の1840円と比較すると、3分の1近く安くなっている。

イベント期間には、「プリントアットホームキット」を用意するほか、全国のポケモンセンター・ポケモンセンターオンラインで「Pokémon GO Fest」Tシャツを発売する。

さらに、Google Playが「Pokémon GO Fest 2021」のオフィシャルイベントスポンサーとして参加。Google Playのメンバーは、5月30日まで「Pokémon GO Fest 2021」のチケットを含む『Pokémon GO』への購入で貯まるポイントが4倍になる。また、7月12日から7月18日までの期間限定で、キャンペーンも実施予定だ。Android端末を使用しているトレーナーには、7月17日に「Pokémon GO Fest 2021」での体験をサポートする限定スポンサーギフトをプレゼントするという。