ヤフーは5月27日、iOS版/Android版「Yahoo! JAPAN」アプリのホーム画面上部に表示される「Yahoo!ショッピング」や「Yahoo!メール」などのサービスアイコンを、最大30個まで設定可能になったと発表した。

あわせて、サービスアイコンの上部に通知する情報として、新たに「自治体からの緊急情報」や「防犯情報」などの通知に対応したことも発表した。

  • 「Yahoo! JAPAN」アプリ

「Yahoo! JAPAN」アプリはこれまで、「Yahoo!メール」や「Yahoo!ショッピング」などホーム画面上部に表示するサービスや情報のアイコンが9枠あり、うち4枠までユーザーがカスタマイズできる仕様となっていた。

今回、この枠を2列構成にリニューアル。1列目は多くのユーザーが必要とする天気情報を表示させた。2列目はよく利用するサービスなどをカスタマイズできる枠とし、選択できるサービスを最大30個に増やした。

選択可能なサービスは、Yahoo!メール、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、Yahoo!路線情報、Yahoo!トラベルなど全約80種。これにより、ユーザーがよく利用するより多くの生活情報に、「Yahoo! JAPAN」アプリのホーム画面からすぐにアクセスできるようになる。

  • ホーム画面から最大30サービスにすぐにアクセス

このサービスアイコンの上側に置かれた通知枠では、災害・緊急情報や防犯情報、ユーザー個々へのプッシュ通知(ヤフオク!の入札・落札や取引情報、荷物の配送状況など)や、「豪雨予報」「雨雲接近情報」などを通知していた。今回新たに、「自治体からの緊急情報」、「防犯情報」「Yahoo! JAPANカード請求額」など8種類を追加し、合計11種の情報が掲出されるようになった。

  • ホーム画面に「自治体からの緊急情報」など合計11種の情報を掲出

これによりユーザーは、プッシュ通知だけではなくホーム画面で自身の生活に密着した情報を確認できるようになったとしている。通知内容は、今後も順次追加される予定。