アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(6月18日公開)のメイキング映像が24日に公開された。
同作は南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。2019年6月に映画『ザ・ファブル』が公開され、累計130万人以上動員のヒット作となり、今回続編&シリーズ化が決定した。
今回公開されたのは、「団地パニック」アクションのメイキング映像。「 ”日本映画では見た事ない画”がテーマ」と掲げ、主演の岡田自らが、ファイトコレオグラファーとしてアクションシーンの殺陣を創り出し、本作の撮影現場を牽引した。前作のみならず、日本映画の限界を突破し、さらにパワーアップした本作の数々のアクションシーンの中でも、団地を一棟まるごと貸し切って創り出した「団地パニック」アクションは大きな見どころとなっている。
団地一棟を存分に使い、大掛かりなセットが組まれて作り上げられた本シーンの舞台裏となるメイキング映像では、綿密な打ち合わせをしながら、”世界基準”のアクションに根ざしたアクションチームを率いる岡田の姿が映し出される。持ち前の身体能力を発揮し、スピード感あふれるフィジカルアクションを軽々とこなす様子や、”壁と壁の隙間”で繰り広げられる超難関アクションでは、リハーサルをこなしながらスタッフに動きのアドバイスをする岡田の姿と、それに全力でついてくるスタッフたちの良い緊張感、そして現場全体が一体となってパワーアップしたアクションを創り上げるという熱意がひしひしと伝わってくる。
さらには、地上7階建ての団地に高さ18mの位置に大掛かりな足場をセットし、豪快に大爆破させ一気に崩れていく中、縦横無尽に走り抜けるシーンは、思わず見ているだけで肝を冷やすような圧巻の舞台裏の映像が映し出されている。
現場から「岡田師範」と呼ばれ、アクションチームを牽引していた岡田だが、危険が伴う高所でのアクションもスタッフに大きな信頼を寄せ、「恐怖を感じたことはない」と語っていた。 主演としても、ファイトコレオグラファーとしても、“伝説の殺し屋・ファブル”を全力で演じきった。