アイドルグループ・AKB48のチーム8が23日、神奈川・ぴあアリーナMMで「AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~ファイナル 神奈川県公演『真っ青な空を見上げて』」を開催。2014年12月にスタートした同ツアーを約6年半かけて完走した。
まず、神奈川県代表の小田えりなが前座としてソロステージを披露。自身が作詞した「愛のキャンプファイヤー」ほか、5曲をパフォーマンスした。
本編の冒頭では、『マジムリ学園外伝-タウゼント-』を上演。激しい立ち回りをステージで展開し、小栗有以は見事な回し蹴りを披露した。また、8月に『マジムリ学園』第3弾が上演されることが発表された。
楽曲は、「泣きながら微笑んで」からスタート。6曲目からのユニットパートでは、4月28日に日韓ガールズグループ・IZ*ONEの活動が終了した本田仁美が登場し、「涙の表面張力」でキレのあるパフォーマンスを披露した。
14曲目の「思い出のほとんど」では、本田と小田がデュエット。間奏で小田が「ひぃちゃんお帰り!」と声をかけると、本田は「みなさん、ただいま帰ってきました~!」とあいさつ。感極まって歌えなくなる場面もあった。
本編のラストは「夢へのアンコール」で締めくくり。アンコールは「長い光」で幕を開け、続いて「願いごと持ち腐れ」を披露。その後のMCで小田は「私はAKB48の曲で『長い光』が一番好きな曲で、チーム8で歌えて楽しかったです!」と話した。
岡部麟は「チーム8ができた頃はAKB48の一員としてなかなか認めてもらえていないというか、それがすごい悔しいなと思っていて、私たちもいつかちゃんとAKB48の一員としてAKB48を応援してくださっているファンの方に認めてもらいたいと思って、今までひたむきに頑張ってきました」と思いを告白。そして、リクエストアワーで1位に輝いた「47の素敵な街へ」の歌唱に向けて、「8に在籍したメンバーは75人。この歌は75人全員の思いを乗せて元気よく歌いたいと思います」と語った。
「47の素敵な街へ」では、全国ツアーを写真とともに振り返る場面も。小田は「いつも応援してくださるみなさんのおかげで47都道府県、回り切ることができました! これからもチーム8はみなさんに会いに行きます!」と涙ぐみながら感謝の思いを伝えた。そして、本田が「この場をお借りして、ある方から手紙を…」と切り出し、小田の母親からの手紙を読み上げた。
最後は「約束よ」で締めくくり。小栗は「2014年12月から始まったチーム8全国ツアーもついに今日でゴールです。このゴールは75人全員で迎えたゴールだと思っています。卒業発表しているメンバーもいるんですが、これからもチーム8は前を向いて突っ走っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします!」と呼びかけた。