俳優のムロツヨシが、日本テレビ系ドラマ『ハコヅメ ~たたかう!交番女子~』(7月スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが23日、明らかになった。
元警察官の泰三子氏が著者の『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(講談社『モーニング』連載中)が原作の同ドラマは、ハードな交番勤務に身も心もボロボロのひよっこ警察官・川合麻依(永野芽郁)と、元エース刑事の藤聖子(戸田恵梨香)という凸凹交番女子ペアが、助け合い、支え合い、事件に、雑務に、恋に奮闘するストーリー。ムロが演じるのは、2人の直属の上司である町山交番の交番所長・伊賀崎秀一だ。
いつものらりくらりしていて、とにかく楽に仕事をすることを第一優先に考えているただの人の良いおじさんのように見えるが、藤が悩んでいる時や、川合が失敗した時など、さりげなくフォローする。実は誰よりも2人のことを考え、見守っている存在となっている。
戸田とは『大恋愛~僕を忘れる君と』(18年、TBS)で夫婦役、永野とは『親バカ青春白書』(20年、日テレ)で父娘役を演じた間柄だったムロのコメントは、以下の通り。
■ムロツヨシ
『ハコヅメ』の企画書が届きました。
2人の女性警察官の上司、交番所長、通称“ハコ長”の役で、2人のことを見守る存在です、と書いてある。
次のページをめくると、2人の女性警察官役の役者さんの写真が。
「おっと、っと」
第一声がそれです。私がここにいるべきか少しばかり考えましたが、私という役者を知ってくれている”元嫁役元娘役”であることは間違いなく、そして何と言っても原作の面白さ、脚本も秀逸であり、これはお引き受けする以外ないと決断しました。
”元嫁役元娘役”なんていう6文字を初めて使いましたが、忘れてください。
三浦翔平くん、山田裕貴くんともお芝居は初めてでして、それも楽しみたいと。
どうかどうか宜しくお願い致します。
全力でいきます。
まずは見守るべき2人の女性を前にどうするか、もしかしたらどうもしなくて良いのかもしれません。
良いオモシ(重し、オモシロイ)になりたいと思いますが、
そんなことよりも今回、私は置き物で良いのか、と。
2人のどこかになんとなくいる置き物。
近からず遠からずそこにある置き物。
いつからいた?あった?この置き物?
ま、ないよりあったほうがいいか、ね?うん。
そんな置き物に私はなりたい。
全力でいきます。
(C)泰三子/講談社