「まねーぶ」(GV運営)は5月20日、スマートフォン(スマホ)の利用調査の結果を発表した。調査期間は2021年1月18~24日、調査対象は20~60代のスマホ利用者、有効回答は500人。
大手キャリアは「5,000~8,000円未満」、格安スマホは「3,000円未満」が最多
メインに利用しているスマホを聞くと、「大手キャリア」が71.2%、「格安スマホ」が28.8%となり、格安スマホの種類も増えているものの、「まだまだ大手キャリアの人気が強い」(同調査)ことがわかった。
プライベート用に利用しているキャリアは、1位「docomo」(162人)、2位「au」(114人)、3位「SoftBank」(86人)。ビジネス用では、1位「SoftBank」(22人)、2位「docomo」(15人)、3位「au」(8人)と続いた。
毎月の携帯料金を聞くと、大手キャリアは「5,000~8,000円未満」が35.1%、「3,000~5,000円未満」が25.6%、「8,000~1万円未満」が19.9%との順に。一方、格安スマホは「3,000円未満」が70.1%、「3,000~5,000円未満」が24.3%となり、計94.4%が「5,000円以下」と回答した。
大手キャリアを選んだ理由は「使い慣れている」(249人)がトップ、選ばない理由は「価格が高い」(136人)が圧倒的に多かった。他方、格安スマホを選んだ理由は「価格が安い」(137人)が最も多く、選ばない理由は「変更するのが面倒である」(255人)が最多となった。
スマホの満足度については、大手キャリアユーザーの57.3%が「満足」と回答し、今後格安スマホに変更したい人は19.1%にとどまった。他方、格安スマホユーザーでは「満足」が81.9%に上り、9割以上が「今後も格安スマホを利用し続ける」と回答したものの、大手キャリアの携帯料金低下により検討する声もみられた。